2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
すんごいどもりの高一の女子生徒がいて、クラス恒例の自己紹介でどもりまくり、呆れられ、笑いの的になった。それ以来変人扱いされ、いつもひとりぼっちでポツンとしていた。 だが、ここまで重症であったら、ほぼ通常の高校に通学すること自体、無理っぽいと…
20年ぐらいも前の事件だったが、何故かシャッキリしない。幼稚園で、一人の園児が殺された。それはボスママのこどもであった。 犯人は中国国籍の?女性だったという。園児はトイレで殺されて放置されていた。警察はさんざん捜索してとうとうこの犯人を見つけ…
子供が、まずいことになって、私はなぜか初めて、ゲーテを読んだーそれも大作のウィルヘルム マイスターの三巻を、毎日読み続けていた。ゲーテの旅、軽やかな足取りで、何処まで行くのやら、これが本当の気の向くままの旅というものだろう。ウダウダウダウダ…
それこそ高校生のころ、図書館の本で、ボードレールを読んでみた。 衝撃的な汚い文章に呆れて、なぜこの詩人がフランスの詩の神様のように言われるのか、サッパリわからぬことであった。現実を見据えた詩とかと批評してあったが、腐ってゆく死体の様子が表現…
博士は、長年勉強してきて、部屋の壁のようになった書物の中に住んでいた。あ、これはドンキホーテもそうだったわ。キホーテはある日突然冒険の旅に出て幻の化け物たちをやっつけて、愛する女の元へ帰って来る。そして安らかにあの世に行くのだ。頭の狂った…
大麻のために捕まった彼、真面目そうな役ばかりしていた様に思う。だから予想に反しての逮捕である。NHKでは真面目過ぎる融通の効かない医者役、参勤交代の責任者の若い武士の役などなぜかニコリとも笑わない役が多かった。彼は本気で笑えなくなっていたのか…
久しぶりに、マルシアさんをテレビで見た。この人、時々出てくるんよね。衝撃の離婚会見は、何か全て元夫が悪いように言っていたね。浮気の生現場を見てしまった マルシアの悲劇という筋書きであった。悲劇のヒロインという役で随分テレビを賑わせたものだっ…
最近はやはり、家康人気が優勢でござるな。歴史探偵でもやってたし、北野武監督までこのフィーバーに乗じて映画を作っちゃったようだし。お題は「首」やって。タケシ自身が秀吉をやるそうですわ。こけるでこれは。 数馬は、本当は、家康のために秀吉の元へ行…
ここんところ毎日暑いんだけど、この様な暑い夏は、数年前にもあったぞ。暑さでか冷蔵庫が壊れて、買い替えた夏のこと。7時ごろに起きて朝食作っていると、ウッと暑くなって、毎朝エアコンつけていたっけ。冷蔵庫を買い替えていた家も数軒あった。 田舎の中…
ジョニーデップが、水俣汚染の写真を撮ったユージン スミス役で主演を張る。老写真家である。日本のある女性から、水俣をとってくれという依頼が来て、重い腰を上げるユージンであった。かつての専属であった雑誌Life にその事を告げるが、全く相手にしても…
ニワカ歴史の私です。家康に人気があるのも、勝ち組である事と、長い苦難をどのように歩いてきたかを知りたいという人が多いからではと思う。現代の何でもありの乱世は、困ったものだからだ。 優秀な忍者をも使いこなして、秀吉の出方をさぐる家康であった。…
ミッドサマーよりもっともっと怖い映画だった。恐怖にガクガクしてしまう。このクソ暑いのにナゼか冷や汗がタラリンコと流れる始末。こんな怖い目に遭うとは久々のこと。 可愛い羊の赤ちゃんが、段々にんげんらしくなっていく。洋服を着て、一緒にご飯食べた…
四国の石鎚山にあった黄色い花は、キレンゲショウマといって、特別な新種であった。 その植物のみで一属を意味する存在であった。 だが、この花は、史実では別の人が見つけ新種として登録されたのだった。 ドラマでは、田邊教授は、東大を罷免されていた。お…
松下奈緒と柴咲コウの 区別が付けにくい問題。ゲゲゲの女房は松下奈緒だよね。性格の良い感じの女性を演じる松下奈緒ーだが、ここではバツイチっぽいサバサバした性格で、シャキシャキの捜査の仕事をする。 有名な漫画家の書庫から不思議な原稿が出てきて、…
クリスマスの日の渋谷で、爆破予告が発令される。そこでは、中村倫也が歩いているのが目撃されていた。警察では、怪しい容姿の彼を容疑者の疑いありとして追っていた。 だが、それは仮の姿であり本当は幼い時別れた父親が関係した事件であった。 さあ大変、…
黒猫、アッシャー家の崩壊、モルグ街の殺人など、ミステリアスなそして耽美主義な表現がマックスに達した文章というものに特徴がある。一つ、短い文をと思って、この赤死病のかめんというやつを読んでみた。 ある王国で、この病が流行り、それは真っ赤になっ…
またしても、ゴッドファーザーです。細かいあらすじは飛ばしまくって、とにかくコッポラ監督は、その場その場をビビッドに描きたいのだろう。どうでもええ様な事柄をうだうだうだうだと、耳打ちする場面でこの映画が何故か大体が成り立っているのも素敵だ。…
夏目の最高峰の作品だと思うーこのような作品は日本にはほとんどなかったはずである。外国にもあまり見かけないぐらいのすごい作品だと思うのだが、何しろ影のように暗い内容であるから、ネクラの大先輩と言える。 先生 (森雅之)は教養も高く、青年の求めて…
vigorousな夏。子供の頃に書いた絵日記のような生活。テクテク暑く昼下がり。そこの街並みは今も過去のままで、空気は澄み切って、氷のように切り取って運べるようだった。 常識を最も大切にして生きて行くのは容易なことではない。人生のじょうしきを踏み外…
このおかしな題名のドラマは白い雪の降り積もるゲレンデ、そこに選ばれた天才スキーヤーの土屋太鳳である。 彼女のスキーの腕前は父親譲りであったーかつて世界で日本代表としてスキー競技に出ていた父親の遺伝子は、確実に、娘に伝わったと思えた。 スポー…
あ、ボードレールね、フランスの。悪の華とかの詩を成しました。コレは、パリのアカデミーから、危険視されたようです。キワドイ表現が過ぎたからです。神をも突き落とす激しい文句は、当然宗教面でも厳しく批判され、罰せられて当然という人々も多くいたと…
エスター2よりも新鮮で、歪み過ぎてて、強烈なインパクトを受ける作品。 作りは単純、悪者はエスターだと分かっている。優等生を装うロボットのような表情の女の子。この表情はこの子にしか出来ないのではと思った。「いい子ぶる」この少女が憎々しいのだ。…
いつも庭で遊んでいた私。雨だれ、これ程綺麗な音楽を聞いたこともない。風も吹くし、雷は恐い。藁小屋、シダの群れ。春なると、ミツバチの忙しい作業を毎日眺めた。 庭は、私の全てであった。まさに、そこが。 子供の頃の不愉快すぎる思い出は、初めて知っ…
靴屋の ペーテル アキもウィッチは、いつの間にか聖像を描くようになっていた。その村ではイコン(聖像)が必要になった時、このペーテルじいさんに書いてもらうのだった。来る日も来る日もこの仕事に邁進するペーテルじいさんは70歳になってようやく、自分の…
つんくは今ハワイに暮らしている。大病をしてからもチャントしてるのは彼ぐらいだろう。 若い頃の映像が流れた。私は、このグループがチャラ過ぎて大嫌いだった、歌の歌詞もうけつけない、ちゃらすぎて。 だが、ライブの舞台では、ものすごく輝いて見えたし…
セザンヌという人は、努力を重ねた人であったー画家であった。彼の絵のどこがスゴいのか、分からんことばかり、本で読んで、理屈で理解するしかないのかと、面倒なことになったと辟易していたところ、運良く本を手に入れて読んだ。その後、彼の絵は、場面を…
この話も、それぞれ14章からなるお話のひとつである。 裕福な商人の家では、人間の身体はスッポリと豪華絢爛なごちゃごちゃした布でかこまれ、もうからだがまったくみえないのでした。下層の家ではむさ苦しい布の服で過ごしておりましたーこれには神様も憐れ…
神様のの右手と左手が、お互いに勝手な振る舞いをして、お互いに、喧嘩してたんじゃ。 神は地球に色々なものを作るのに忙しく働いておられたさなかのこと。 神は、止めようとしたが、まず右手が神の言うことを聞かずに勝手に腕から離れて(ちぎれて)、どこか…
カールじいさんはカール. フレドリクセンという名前だったー78歳で、ちょっとずんぐりで、何となくひとずきのする老人であった。 彼はエリーという女性と結婚するが、子供には恵まれず妻も亡くなり、今はヤモメであった。 詳しいことはわからないが、家に、…
サイコなホラーな作りになっている。特別名作というわけでもなく、何処かで聞き知った様な内容。 暑さマケのおまじない。いかにも、なさそうで、ありそうな現実感がこわいですね。 今までのサイコ映画を整然と探索して、綺麗にまとめれば、こういう映画にな…