2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
コメディーっぽい感じで進んでいくが、終わりに近づくにつれて醜い人間の悲劇となっていく。 地下の塹壕からなぜか、現代にやってきたヒトラーは、まずトンチンカンなことを言って、周囲を驚かせる。テレビ、ネット、全てが見たことのないもにばかりだった。…
老醜を恐れる江口という主人公。しかし川端康成の顔見ると何か普通とは違う。大きなギョロ目の痩せて筋張った顔。老人でもなく、若者でもなく最初から老醜ただよう、そのような感じがする。 その主人公が老醜と言う言葉を使うときふーんと思った。ノーベル賞…
ここ最近、ずっと般若心経の解説本を探していた。ほとんどの本が、グタグタと、長〜い解説で、ページ数を稼いだようなものばかりであった。これでは全然要点さえも意味不明であった。 しかし、確かにちゃんと親切に説明された本を読んだ記憶があった。 一か…
かのちょっとデブのジェラード、いやジェラール様の映画、グリーンカードだがベランダに庭のついたアパートをゲットするために、夫婦だという条件で入り込む話。女が植物マニアで、どうしても、そのアパートに入居したいというのだった。ただのウェイターで…
何の泥棒なのか、ブランドのバッグや、洋服や、アクセを盗むのか。おしゃれという名詞は 抽象名詞でなので、何を盗むのか意味がわからなくて、ずっと悩んでいたのだ。how to steal a million と言う英語題名であった。 オードリーが出てくれば、なんでも良い…
奇しくも、奇しくも、この本とまた巡り合った。あれは高校生の頃、学校図書館にあったこの本は、 変わった本だった。 スッポコは何故だか、いろいろと、こういう特異な人々と出会う事が何度かあった。 強烈な印象であるから、忘れられない。 少女は心配顔の…
マティスは1869年生まれであり、ピカソは1881年に生まれている。12歳の差のある二人である。 ピカソの方が有名であり、ピカソの絵を知らぬ人はあまりいないだろうし、一方、マティスの絵は、よく知られていないとおもう。 二人の制作風景もちょこちょこと出…
米 伊の合作となっている。油の乗った年代になったヒューストンが指揮を取り、アブラハムになっている。 まず、神が天地を作り、人間のオトコを土の中から作ることから始まる。次に女もあらわれる。 アダムとイブだ。知恵の実を食べてエデンを追われる二人。…
主人公の名は、アンドレイで、これはアンドレイ タルコフスキーと同じ名前である。職業は詩人だ。 え?詩人ってどんな事をするの?と戸惑うわたし。こんなあやふやな職業ってやっぱあるのですね。 この映画は大体において詩的映像の連続であり、監督の美的感…
デスノートのヒットで知られた松山主演の映画だった。長い物語で、読むのも大変そうだったので、 とりあえず映画に頼った。まあまあの出来だった。雰囲気はあっているだろう。 大体、村上春樹の作品では 北欧の都市が出てくるのが定番のようだ。ヘルシンキと…
なんでか、ヘッセを読むことに。いやあ、懐かしいが、ほとんど筋は忘れていたし、たいてい同じ様なお話なので、ヘッセには悪いがだいたい宗教じみた、キチガイの話が多いのだ。きちがいといったのは、尊敬の意味でだよ。そのじんぶつを述べる事は少し難しい…
植物のいろいろな花や葉が見れるんだ、と喜んで観たところ、植物のことは何も出て来ません。 草花好きのスッポコの思った通りにはなりませんでした。 岩田剛典(タカノリ) と高畑充希というよくわからないくみあわせでした。 行き倒れのタカノリが、ミツキの…
ピーター様が出ているよ、というわけでちょうどテレビでやっていたんだ。やったー、と喜んだ。 「アラビアのロレンス」も見ていないのに、酷いものだが。 可愛らしいメルヘンチックな音楽で始まるクリエイターである。なくなった妻ルーシーのことが忘れられ…
カフカ原作の「断食芸人」である。すでにたくさんの人が読んだカフカの短編であるが、スッポコは初めて読んだ。短編は だいたいすぐに読めたし、読んだので映画に向かった。原作ではとても内省的な主人公であるのだが、映画でも、そういうところを良く引き出…
家にカレーに凝ってるボクちゃんがいるので、スッポコもカレーに興味が少し出てきた。 カレーって 家でも作るし、一般的だよね。それでも何故か、皆がカレーに凝るんだよなあ。 これは本当に嫌になってしまうんだ。なかなか、納得のいく味というものにたどり…