植物のいろいろな花や葉が見れるんだ、と喜んで観たところ、植物のことは何も出て来ません。
草花好きのスッポコの思った通りにはなりませんでした。
岩田剛典(タカノリ) と高畑充希というよくわからないくみあわせでした。
行き倒れのタカノリが、ミツキのアパートの前で倒れているので、助けてやって、ミツキのアパートに住ませてやる。 まさか、拾い猫でもあるまいに、最初から嫌な胸騒ぎがしてきた。
花の出てこないつまらない作品は、どんどん進んで行き、とうとう別れのときがきた。
肩を落とししょげるミツキの元に植物図鑑の本が郵送されてきた。
それによると、あのタカノリはある有名な華道の家元の御曹司であった。
彼はただの雑草を愛しておりそれらの写真をとって、旅をしてきた。
旅に疲れてミツキの家の前で倒れた、というわけであった。
おかげで元気になり、このたび立派な写真集を出す運びとなった。
そのお披露目パーティーが今日行われると知ったミツキは急いで、パーティー会場に行ってみた。
本当に彼は、家元の御曹司であった。ミツキはその場をそっと立ち去るのだった。
立ち直れず放心した様なミツキは、むりやり元気を出そうとするのだが、どんどん落ち込んでいくのだった。
そんなある日のこと、また家の前にあの男が現われた。
今度は本気でミツキと一緒になると宣言するのだった。
どんどん幸せになって行くミツキに、ほっと安心する観客である。 ほっ!
このタカノリはエグザイルだそうだ。よく知りませんでした。エグザイル教というものがあるのかな。
ミツキはまた何故かおばさんの様にしか見えず、計算された様な動きが見ていて耐えられない。
何故あんな場面で、くすっと笑って見せるのか(監督にそうしろと言われてるんよね)全然あっていない。笑っているか、きょとんとしておどろいているかのどちらかだ。
もう少し自然な演技を、自分らしい演技を模索して、クスッと笑わないでもやっていけるようにならないと、今後本人がゆきどまりにはいってしまうだろう。
彼女は優等生、いいこちゃん、複雑な心理の子と見える。窒息状態だ。