スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2023-01-01から1年間の記事一覧

vivant ヴィヴァン  総集編

話題のドラマ、海外ロケは何のためか、ちょいと見しただけで、訳も意味もわからずで、ギブアップ。 やっぱテレビドラマなら、誰にでもわかるっつー仕上げにいてほしい。 やり口があまりに物理的で幼稚なので、見ていて痛々しいのだが。 会話になっていなくて…

逆襲される文明  塩野七生著  2017年

色々なエッセイを日本に発信し続けてきた塩野女史であるが、コレもそのエッセイの一つである。エッセイふうに書かれているため、新聞の社説を読む様な軽い雰囲気で読むことが出来る。 移民に苦しめられるイタリアや、ヨーロッパの国々、未来の日本でも、こう…

湯を沸かすほどの熱い愛   2016年  杉咲咲  宮沢りえ  オダギリジョー、他

えりちゃんの映画ならおもろいだろうと師走のもがきをしてしまったようだ。お風呂ものだから面白いかもと、えらい勘違い、風呂も熱いお湯も、その湯気さえも、ほぼ出てこないので、代わりに混ぜ込みの人間関係で終始する。あれ、なぜ?と思うまもなくクラスで…

窓ぎわのトットちゃん   黒柳徹子著

コレは大当たりを取ったトットちゃんという小さい子供の話である。筋書きは覚えていたので、タカを括って英語版を買って読むことになった。だいたい読めるだろう。内容は分かっているんだもの!読み進むにつれて、ロッキーという飼犬が出てきたりして、覚え…

再び 過去の庭にて

50年以上も前のことだったー散歩の途中、近くなのに知らなかった、こんな場所に大きなお庭があったなんてーこれはきっと私のために造られたものかもしれない。きれいな草原(クサハラ)のようだが、ここはある意味 庭の作りになっていると直感。石もあり、池…

正直不動産   山下智久主演 福原遥 他

結構良いキャストを集めたドラマ。山下の久々のドラマ、やっぱ歯切れがよいね。山下くんて確か外国に行ってたとか、そうなん? 嘘がつけなくなった通称「ライヤー君」だが、お客の前でペラペラ本当のことを話してしまい、儲け話を逃してばかり。これまでは嘘…

死ぬならボケずにガンがいい  新見正則

医者である彼は、実は漢方がお手のものだ。西洋医学を先行させながら、アバウトな感じの漢方をうまく使って,人々の緊張を解きほぐすーただ話を聞いて手を握るぐらいでも患者は安心してプラセボ的にも、半分ぐらいは治っていると豪語する。 確かに新見の意見…

サイコパス  中野信子著

脳神経医学博士の中野女史の研究テーマの一つ、サイコパスである。よく聞く言葉であるが、この定義はきちんとされるべきであるし、 犯罪に関わりのある異常精神、異常脳というわけでもあるから、オーディナリーピープルが気をつけるべき点を教えてほしいと思…

バットマン

バッドマンと間違えやすい題名だ。題名がまず、よくなさそう。 内容は、暗ーく、ブラッディーで血で汚れた黒色のような混乱したイメージだが、常にこれ一色なので、まとまってはいる。常に暗く、常に重々しく、完全無欠にストロンガーで、お金にも不自由せず…

最終回 どうする家康  12月17日  2023年(令和5年)

今日より雪が降り始めて、例年より早い白い雪に戸惑う気持ちがあった。雪は少ない割に、水雪となり車は思うようには進まなかった。 家康が最終回なのはとても残念だった。毎週毎週楽しみなのは、この日曜日のこの番組が人はパンのみにて生きるにあらずで、精…

ラーゲリより愛を込めて  2022年   二宮和也主演 、北川景子、松坂桃李、桐谷健太、中島健人、ほか

ラーゲリなんていう地名はソ連のものだ。シベリアの捕虜となって重労働をさせられる恐怖の地である。極寒なのに、食事は一回のみで、黒パンと茶粥一杯と言う貧素な食事であった。凍る大地に雪が降って、マイナス何十度ともいわれる土地で生き残る為になんで…

私のお庭 (偽善者のこくはく?)

庭については結構うるさいよ!ワタシーここには古い庭があって、実はここをボロボロにしたのもこのワタシである。イングリッシュ ガーデンとやらが流行してて、ターシャトゥーダなどの本も出版され売れていた。ダルメインだのなんだのと世界中のイングリッシ…

誰が国家を殺すのか  塩野七生

若い時からヨーロッパの歴史に携わってきた塩野女史は、今年2023年に文化勲章を受けたが、まあ、年取ってから受けた方が、身のためでもあろう。驕りは、誰にとっても毒だからね。 この人の考え方は歯切れも良く考え詰めた挙句の発言でもあり、悪い気がしない…

すばらしき世界 2020年  西川美和監督  役所広司 主演  

この頃またまた役所ひろしが波に乗っているので、VIVANTでも話題を呼んでいるーだが、VIVANTはまだ一度も見ていない。わけわかんない、何それ。 14歳の時から少年院、監獄と、人生のほとんどをそんなところで過ごした三上だが、根はまっすぐで、弱いものイジ…

エデンの東  ジャエームス ディーン主演

父親率いる2人の息子の家族があり、息子らは母親のことは何処にいるか知らないでいる。ママに会ったことがないのだった。 父親は農業だったが、山師のようにいいろいろな事業を起こしては、良く失敗していた。パパは、何故か良い子で穏やかな兄アロンを可愛…

歴史探偵  今川氏真  12月12日 放送 

今川家の末裔の、うじまさは、武家としては今や成り立たないと悟る。親である今川義元は、三河西部の大物で、周囲に睨みをきかせて、巨大な権力を保持し続けていたのだが、貴族のように蹴鞠や和歌などの文化にも浸っていたーそこのお坊ちゃんのウジマサは、…

徳川家康  弱者の戦略  磯田道史著

愛知県の東方に位置する三河の小大名の家康は、西に織田、東に今川、北は武田、と競合に囲まれて、幼い時から今川の人質として育った家康だった。 彼の生き方を色んな面から見て迫っていくある意味人生論のような歴史である。 磯田節が初めから終わりまで一…

「ジャイアント」   ジェームス ディーン./ロック  ハドソン  

1956年の作品で、3時間に及ぶ長い話だ。若いジェームス ディーン と大地主役のロックハドソンとが対決する。監督はスティーブンス監督で、「シェーン」で、有名になりシェーンは世界中で大ヒットしたのである。 ディーンはジェットと呼ばれ、ロックハドソン…

何があったのか? 2023年  12月

what was wrong with me? what happened to me.寒いとか、あったかいとか、インディアンサマーとか言ってるうちに、時はどんどん過ぎて行き、身体の不調が激しく出てきて、性格上、それを人より強く受け止めてしまう余計な感受性。 他の人も体調が、どうにか…

パリピ 孔明  

コレはアニメで手早くみてしまおうと手をつけたわたし。歴史に残る諸葛孔明という人物が現代の渋谷に現れる変幻。おりしも渋谷はトリックorトリートのハロウイン真っ最中で多くの仮装した人々でにぎわっていた。ああ、コレが地獄というものか、と現代の世相…

変なおばさん  平野レミ

まあ、この年ならこんなもんだろう。生まれた時は焼け野原ギリギリで、物資もない敗戦後だもんなーこの時代の人苦労してる割に、楽天的で雑草系なんだね。 しゃべりまくる料理家タレント 平野レミ。 言っちゃたよねー私はこの世でメロンが一番大嫌い! レミ…

ズートピア

ズートピアとは、動物たちの理想郷のことらしい。主役はうさちゃんウサギは速いし、身軽である。 この身体能力を活かして、若いウサギが警察官を目指して頑張る話。 本当の誘拐時件が起こって、その犯人を探して走り回る冒険。途中で、狡いと言われている狐…

you can do it コレ常軌を逸している事案よ。

とかく教師というものは仕事がきついものだろうし、ただ、塾の講師もとても厳しいものだと思うが、事件が多いー学校の教師に関しては、子供らを導く(曲がりなりにも)者が、自らを欺き、自ら考える事も為さずにいるのだ。彼らの目下にいる子供らもバカではな…

2006年  かもめ食堂 小林聡美  片桐はいり  もたいまさこ    群ようこ原作

この三人が揃ったということは、とだれもが想像できる展開になるに違いないーそんなふうな運びで進んでゆく海外編、場所はフィンランドのヘルシンキとかだが、なんか人も、まばらの静かな町で小さな食堂を開いた小林聡美であった。1ヶ月たっても、お客はゼ…

弁当屋のすごい経営  年商70億円

弁当だけで、1日7万個がでるというすごい会社があった。これは一体どう言う仕組みなのか、と誰でも思っちゃうよね。手作り弁当というのか、沢山の機械を導入して、あっという間に作り上げる弁当は、最後の盛り付けは、人の手でやっているらしい。ものすごく…

窓際のトットちゃん  第1巻   黒柳徹子

落ち着きのない小さな小学校一年生の女の子。ほんとなんでもない話なのに何故かしら心に残っている。子供の時に見た夕焼けの雲、そんな記憶に近い。いつ忘れても罪にもならないもの。けれど、それがないと、なぜかとても困るだろうもの。 教室では、いつも、…

1926年  白蟻の生活  メーテルリンク作

この作品は、ミツバチの時と違って、大変読みやすく約一週間で読み通し、この本が私を呼んだのではないかとまで感じていたのだ。だから息もしない程でなぜか必死で読みつけた事だった。 白蟻の本能知能、霊魂に至るまでその不思議な生態を、彼独自の視点から…

ペレアスとメリザンド   メーテルリンク作   戯曲    亜麻色の髪の乙女

これはオペラとなった戯曲である。二人の王子が、身元の知れないメリザンドという姫を取り合うというひげきであり、珍しいことに、 ドビュッシー作曲のオペラとなった。代表曲は「亜麻色の髪の乙女」であり、結構知られたピアノ曲で伸びやかであどけない夢に…

この前久々にガクトさんを観たけれど。

日本にいることは少なく、マレーシア在住だそうです。寒さが大の苦手でと言っていますが、そうなんでしょうか。音や非価値にも敏感だそうです。それもお気の毒ですね。無意味な音や光に満ちて段々と人間の生活範囲が狭まってきているような日常です。奥行き…

英雄たちの選択  家康最後の決断  12月27日  2023年

家康の晩年、75歳で亡くなるまでに、法令を整えて、日本を一つの国に仕上げようと最後の力を注ぐのだった。東北の伊達政宗はまだまだ元気で力もあった。そこに、息子の秀忠の弟の忠輝いう息子が伊達政宗と組んで、君主たる秀忠をやっつける計画があるらしい…