バッドマンと間違えやすい題名だ。題名がまず、よくなさそう。
内容は、暗ーく、ブラッディーで血で汚れた黒色のような混乱したイメージだが、常にこれ一色なので、まとまってはいる。常に暗く、常に重々しく、完全無欠にストロンガーで、お金にも不自由せずというバットマンは、ゴッサムシティの最終悪を倒すために昼夜闘う男なのだ。
音楽よし、左よし、右よし、と言った典型的ヒーローものだ。
ただあの小さなツノ(耳)のついたマスクをどうしても取り外してやりたいと誰でも思いたくなるだろうと思った。そうなると喜劇である。
誰が誰なのかよく分からずただ暗い画面に目を貼り付けてみたが、ムダであった。
ま、たまにはこんな映画もいいかと、日曜日を費やしてしまった。音楽とそのムードが良かったので。