2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月の何か気だるい午後にこの映画をみる。音楽がまたまたすばらしい。トリュフオーの映画の音楽はどれも素敵である。この不安定な緑の木の葉の木陰を歩いているような音楽はこの映画に大きな期待をもたらすものだった。 あるフランスの青年クロードは イギリ…
日本最古の説話集といわれ、奈良時代が終わって、平安京への遷都があり、時代が動いていた頃の話だ。景戒と言う人が著した。 奈良時代には既に奈良の大仏さんが出来上がっていたのに、遷都した訳は、大仏作りに疲弊したこともあるし、僧侶が台頭してきたため…
なんか投稿に失敗しちゃって、ノコッタノコッタと言う感じです。 アデルは、バルバドス島で、一文無しで 行き倒れになり、地元住民に助けられる。その後、ピンソン大尉と出会うのだが、まったく彼とはきがつかない。 気持ちはただ自分の恋に夢中なのであった…
これは恋のために気が狂って行く女の記録である。だがこの娘には重要な後ろ盾が控えている。 いわゆるユーゴーという文豪の娘である。 この女はアデルといったが知り合いもツテもないアメリカに単身でイギリスガーンジー島から恋人を追いかけて来たのである…
紙の辞書の話。どこかの出版社に勤める松田はちょっと冴えない社員だった。営業とかはいつもダメダメで、彼には向いていなかった。 そんな彼を見て、辞書つくりの会社が引き抜いていった。彼のような人間はきっと辞書つくりのような地味な仕事に向いているは…
現実と幻想とが入り混じり訳がわからない展開になり、終わりに近づくにつれだんだん切れ味が悪くなっていくのが難点だ。 クロードという生徒が、文学的な作文を国語の先生にみとめられ作家として育てていこうと、先生は思うのだった。この先生は、何というか…
最初の滑り出しが美しいピアノの内部の撮影に、あっと驚くだろう。トリュフォー監督の軽快な作品である。天才ピアニストに、フランスの誇る、かのシャルルアズプナブールを起用している。アズナブールという長ったらしい、勿体ぶった響きが嫌いで、スッポコ…
工藤さやかは、なぜか小学校になじめず、そのため、2度も転校していた。そんな気の弱い女の子であった。 出演は主役、有村カスミ、 塾の先生、伊藤淳史、父、田中哲司 母、吉田羊 などである。 母親は、あーちゃんと呼ばれ、あまり出来の良くないさやかを、…
未来の地球では、テレビが人間を支配するようになっていた。皆がテレビの言うことを聞いて行動し 思考しなくてもてれびのいうとおりにうごけばよいのだった。 その代わりに本(books)はすべて焼かれるようになった。本を読むことは罪となった。 本を所蔵する…
「男性都市」っていう題名に惹かれて見たのだけど、これ結構スッキリとしていておもしろかった。 大物大根役者と言われるジョンウェインの役は、ピッツバーグの炭鉱で働く貧しき男だった。気の合う仲間とアパートを借りて二人で住んでいたが、家賃も滞りぎみ…
今回は、あまりにひどいので、胸が悪くなりました。話になりません。 アニー(字幕版) 発売日: 2015/04/22 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る
宮沢賢治の作品の中でも 隠れた存在感のある作品ポラーノ広場。シロツメクサの中の数字を見つけながら段々とポラーノ広場へと近づいて行く少年達。広い青々とした野原、そこはモリーオ市というのだが、明らかに、盛岡だとわかる。少年達は昼間は 大きな地主…