スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2015-01-01から1年間の記事一覧

華麗なるギャツビー 2013年 映画感想

君たちは、フィッツジェラルドの、偉大なるギャツビーを読んだことはあるかい?よんだけどよくわからん話だったな。と思っている人いませんか。デコちゃんもそう思ってる1人だよ。このアメリカの作家の文学的位置が分からない。でも映画は面白かった。面白か…

太陽と月に背いて レオナルドデカプリオ1995 年

フランスの詩人、ランボーとベルレーヌのはなしなんだけど悲しいかなフランス語がよくわからないのでふたりのことが半分もわからんのです。フランス語の持つ魅力、魔術はやっぱすごいよね。 日本語でランボー読んでも分からんわ。フランス語は無意識の層に入…

超高速参覲交代 2014 元木克英監督

これ見たいこれ見たいという弟と一緒に見たのですが、うーむ,水戸黄門ぐらいわかりやすい時代劇。パーッとやとろうぜというきもちでみたのだが。 福島県のとある貧乏藩のはなしである。期待してたほどトンデモな話ではなく、無い知恵を出して参覲交代をやり…

半落ち 2004年

ほんと困っちゃったよ。音声悪過ぎて、何を言ってるのか聞き取れず、何度も見直ししたよ。男達が下をむいて低い声で話していて、聞き取れません。なぜ声が拾えていないのかは、知りませんが、 テレビの音声を60まで上げても聞こえないのだ。しかも音楽の時だ…

ベイブ 1995年

単純な話だ。子豚と農夫の話だから。クリスマスも近い日に、縁日で子豚を貰うんだな。農夫は家に連れて行って、馬や牛などがいる納屋小屋にいれておく。どうもこの子豚のママは、食べられちゃったようだ。ママのいない子豚をみんながやさしくかわいがる。も…

最後の誘惑 1989年 マーティンスコセッシ監督

イエスキリストの話です。「今日はクリスマスイヴだからこれをみようぜ」と厚かましくも弟が言い出した。「まあいいけどさ」とケーキを食べたりしながら見たんだよね。まあユダが出てきてずっとイエスに付き添って離れないわけ。よっぽど彼が珍しかったんだ…

殺人狂時代 岡本喜八監督 1976年

仲代達也 と砂塚 秀夫のコンビで、まあ痛快ミステリーコメディーといった作品。 ある秘密結社からなぜか命を狙われる仲代である。それで、秘密結社の殺人鬼がつぎつぎと送り込まれて来るが、仲代はうまくかわして死なない。 実は彼は、大学で犯罪心理学をお…

田舎町でテロ

のどかな田舎の町というより村でのこと。「これからテロが来る訓練訓練」 というのがありました。ちかくの公園の丘にテロ集団が立て篭り、村人が危ない、という想定です。こんな人がいない村で(三軒に一軒は空き家)なにがテロだと 笑ってしまったが、本気そ…

統合失調症がやってきた 2013年発行の本

よく書かれた闘病記だと思い感動した。このようなものは初めてだなあとおもった。デコちゃんは癌闘病記や、難病闘病記を結構よんできたのだ。頼藤和寛先生の「私、癌です。ある精神科医の耐病記」以来の感動だ。今思い出してもあの本は身の毛がよだつような…

映画 愛の渇き 1967年 公開 三島由紀夫 原作(1950)

これは小説ではなく、映画を見た感想です。浅丘ルリ子主演で、相手は石立鉄男が、すんごい若くて❕しました。長男の嫁だったルリ子は、いつも美しくすましてはいるが、本音を言ったことのないとても業の深い女です。そして旦那が死んだので、その父親つまり舅…

ゲンズブールと女たち 2010年

フランスにゲンスブールという歌手がいたなんて知らなんだ。ただ朝ドラの「まれ」に出てくるフランス帰りのパティシエのお師匠さんが、ゲンスブールの歌を題名にしたケーキをつくっていました。 「ジュテームモアノンプリ」この歌ってセルジュゲンスブールが…

でこちゃん不動明王のわけ

住んでいる近くに滝があって、不動滝というらしい 。その昔、行者が集まって修行した岩のゴツゴツした山の中だ。少し行くと博物館があり、ある日たまたま古い仏像の展示会があった。新婚さんだった夫と博物館にいった。夫はいつもこの退屈な博物館に連れて行…

危険なメソッド 2011年

ユングとフロイト この有名な二大精神科医は皆さんご存知ですよね。お名前ぐらいならでこちゃんやだって知ってたわ。この映画何?まじめなのかいいかげんなのかちっとも受けませんで、こまりもの。 キーラ・ナイトレイとやらが出てると聞いて、全く知らんの…

キツツキと雨 2012年

小栗旬ってはいゆうを初めてみたんだけど、初めは下ばっか向いてる暗い役なので、なかなか お顔をはいしゃくできなかったのだ。この映画ひょっとしてまずいんじゃないの?ぐらいずっこけた状態で始まってしまいます。ところが、これがまた奇妙に面白いんだな…

映画 利休にたずねよ 1913年 山本兼一原作

市川海老蔵主演の「 利休にたづねよ」を観たよ。堺の色街で遊びにふける利休が高麗から来た囚われのお姫様と仲良くなった結果、お茶に目覚めるという設定だが、どうしてそうなったのかよくわからなかった。遊びふける海老蔵は、週刊誌にでているような雰囲気…

映画 利休 1989年公開 勅使河原(てしがわら)監督

三國連太郎70さいのときの主演の利休である。まあ真面目な感じを受けた。というのもまず 「利休にたずねよ」を先に観たせいであろうか。秀吉との 壮烈な闘いが描かれていて、壊された利休の木造もよくできたものだった。家康など大きな大名と秀吉とのあいだ…

まほろ駅前狂想曲 2014年公開

またまた来ちゃいました。松田と瑛太の便利屋さん。何が狂想曲なのかと言えば、まあ破茶滅茶の内容か、もしくはハチャ!くらいの衝撃があるというわけです。新興宗教の中で育ったギョウテン(松田龍平)の過去が出てきました。その団体が今度は無農薬野菜と言…

映画 ボーダー …アルパチーノとロバートデニーロのコンビ 1910年公開

テレビで偶然見たのだが結構面白くできてるなと感心した作品でした。デニーロはともかく、パチーノもでていて個人的にパチーノファンではないために大丈夫かなあと最後までかれの演技を心配していました。パチーノは何というか変な野郎で今回の役柄も変なや…

原節子 「我が青春に悔いなし 」1946年公開 黒澤明監督

原が95歳の生涯を閉じたと報道があった。青い山脈をはじめその他たくさんの映画に出た後、43さいで、女優から引退し、その後誰にもみつからないまま、市井のなかにまぎれ埋もれたように身を隠した。パパラッチなどもほぼ彼女をみつけることができず、その後…

嗤う分身 2014年公開

この前弟と見たドストエフスキーの「二重人格」を基にした映画。ただもう書くネタがなくなったでこちゃんやの苦肉の策だ。でもこれ何十年も前に読んだんだ。(自慢、自慢^ ^) 原作は変わった話だが主人公がかわいそうなのは原作と同じで上手く描かれてると思…

アニー・ ホール 1977年公開 ウッディー アレン監督

ウッディー アレンの作品を 初めて見た。いや名前は超有名ですよ。でもなぜかテレビでは放映される回数はほぼなかったのでは。テレビで受ける話とは違うからです。分かる人にはわかるてなえいがだ。 アニーというのは女の名前で ダイアンキートンがえんじて…

あなたへ 2012年公開 降旗 康男 監督

東北大震災が2011年なので、その1年後に公開された映画である。 そして、公開された2年後に高倉の健さんはこの世を離れていった。(2004年) 鉄道員(ぽっぽや)で高倉健の良い面をバッチリ撮り収めた監督の作品とあって、宣伝も盛んにしていたね。 刑務所に勤め…

単騎千里を走る 2006年公開

高倉健主演というので難しそうなのから見た。ちょっと問題のある作品だろうと思ったので。その感があたってチャン ・イーモウ監督がシロウト使って4年以上かかって撮りましたそうです。この監督 lovers とかheroとかのヒット作品が多々あるのに、 この作品…

アントキノイノチ 2011年公開

最初からおかしいなっと思ってたのだけど、アングルがピンク路線の撮り方じゃあないんでしょうか。高校でのイジメで友人が死んだ。心にに傷を持った若者の話です。現在いじめは後を絶ちません。あのおそろしいテロのようなものだと思います。有無を言わさず…

アルツハイマー病

呆けて来た人のことを、アルツハイマーといったりするが、気安く言うべきものではない。 皆おしなべてそう呼ぶのは、大きな勘違いと、この病気が一般的に本当は誰にもよく知られていないということを示している。何故知られていないのか、また何故誰もこの病…

チャーリー・モルディカイ 2015年公開

ジョニー デップ主演なので 見てしまった。 チャーリーとチョコレート工場まではシナリオもちゃんとしていたのだが、この度のは手抜きかなんかで分かりづらくて結局何だったかわかりませんかった。ごめんなさい。こんな下手なシナリオで金を取ろうなんてひど…

オーケストラ 2010年 公開

とても2010年ものとは思えない古臭さのにおう映画だった。 30年前、ロシアのボリショイで活躍していたユダヤ人の指揮者は、天才の名をほしいままにしていたのに ユダヤ人迫害の折に席を追われた。楽団員たちも解散してちりじりバラバラになってしまっていた…

からだがよみがえる 長寿食 藤田紘一郎著

がんに効く食品とかの本は巷にあふれているが、藤田医学博士のこの本は、めずらしくわかりやすく ハッタリではないし、よいほんだとおもった。テレビに出てくるような人は、あまり信用出来んからね。いやはや、この大先生も、ちょっと、ちょっとちょっと、と…

ヘルター スケルター 2002年 公開

噂の沢尻エリカ主演いや一世一代の映画だろう。美しい今を 映画に閉じ込めておきたい。全身体当たりな出力で、全裸にっなってるし、演技も丁寧な感じでわかりにくいところは一つもないし、すごい出来だろう。その努力に好感が持てる。というか出来すぎていて…

フランケンシュタインの花嫁 1935年

まず詩人バイロンと友人のシェリーが嵐のよる 夜に部屋でくつろいでいる。。でもこれを書いたのはふたりではない。シェリー夫人である。怪物のフランケンシュタインに続き、またまた「花嫁」まで書いてしまった。「こんな優しそうな夫人に どうしてあんな恐…