スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

まほろ駅前狂想曲 2014年公開

またまた来ちゃいました。松田と瑛太の便利屋さん。何が狂想曲なのかと言えば、まあ破茶滅茶の内容か、もしくはハチャ!くらいの衝撃があるというわけです。新興宗教の中で育ったギョウテン(松田龍平)の過去が出てきました。その団体が今度は無農薬野菜と言って農薬ジャブジャブのやさいを売ろうとしていました。駅前でビラを配るのには小学生の子供をつかっています。昔のギョウテンのようでした。その子を助けようとするギョウテンたち。ギョウテンには体外受精でできた女の子がいてその子供を、あいぼうのタダ(瑛太)がひきとっていた。でも父親らしいことができないギョウテンであった。しかし子供を守るためにぎょうてんは拳銃で撃たれてしまう。もう本当に死んじゃったとおもったよ。このシリーズも此れで打ち切りか。さみしいな。困ったな、と思ったデコちゃんやだった。

便利屋のタダは仕事に対しては真面目できっちりするのが彼の主義であった。仰天の子を涙ぐましいほどめんどうをみるのだった。便利屋なんて、どうせだれも期待していないんだし、せめて自分だけでもケジメをつけなくてはと必死なタダであった。何となく瑛太にも親近感がわいてくるというものだ。
何や彼やのゴタゴタがあって、朝が来て 夜が来て、しかも変なジジイ(麿赤児)や」奈良岡朋子などがでてきて味のある演技をしていた。奈良岡は小さな役でもきっちり演じきるガンガンのプロだった。もうすぐ死ぬような老女のやくであった。どうしたらあのような奥行きのある演技ができるのか。不思議である。夜叉でも組の長としてタバコをプカリとふかしていたっけ。麿赤児も実の息子が宗教団体のボスとして出演ていて、最後はむすこは撃たれて死ぬのだった。「ギョウチン、久しぶりだな」団体内でぎょうてんは子供の頃世話してもらってた頃は、ギョウテンは「ギョウチン」と呼ばれていた。
ボーッとしたままみていられるのがこの映画のいいとこだが、この映画に出てくる人たちもかなりぼけていてボケではだれにも負けていませんでした。
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