祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす、コレは平家物語に書かれている納得の言葉である。あれほど隆盛を極めた平家の栄枯盛衰の姿は、あまりにも哀れであった。
この文がそれ相当であると思う。
インドにあるお寺の鐘の音はこの世の移り変わりの様子を表しているんだよ。沙羅双樹の花は薄い色の花だがあっという間に落ちてしまう、そして美しい色は死の色へと変わっている。この世に盛り繁栄している物事は変化してゆくものである。
信仰的な気持ちというなら、コレは個人的なものであり、好きな聖人に対して感謝と祈りを捧げるというものだ。私はもう、現世での幸せを求めているわけでもないー突き詰めれば、求めているには違いないがばそうなのであろうが。そういう中でも庶民であった聖フランチェスコがお気に入りだね。恐ろしい孤独の戦いの中で、その強い嘆きの中で、彼は祈っていたのだが。彼が真実でないのなら、何が誰が真実だと言えるのか。
インドなら、帝釈天という神様で、親孝行やら何やらやっていた神様だが、美徳に中で最も素晴らしい徳は、忍耐するという徳であると、堂々と述べている事である。
