未来では、ロボっト社会が進み、人間は彼らと共存していた。 ある人間の夫婦の子供は病気になり、目覚めるまで冷凍状態にされていた。 そこへ、可愛らしい男の子のロボットを薦められて家庭に連れ帰った。 ロボットは、人間の女性をママと呼び、懐くように設…
まあ、なんでも映画作りは大変な作業だろうと思う。曲は、武満徹で、なんとかおさまったが。 後の配役は、チャランポランの寄せ集め、稽古もできていないまま始まってしまった。よく練られた構想が楽しい黒沢の作品としては、あまりにも、寂しいものだ。 と…
アメリカの人民寺院と言われたキリスト系のカルトである。十字架が写っていたからな。 妹を探しに来たキャメラマンなどの友人同士が、この楽園で目撃したものは…。 お父様と呼ばれる太っちょのオヤジの独裁のもとに、有名無名の人々がより集まり、共同生活で…
「幻影師アイゼンハイム」などのおもろい映画を作ってきた実績を持つニールバーガーー監督は、今回は、 超未来のSF映画を作ったようだ。内容は、未来すぎて、何が何だか分からんということだ。 近未来では、地球の半分は、放射能に汚染されわずかにアメリカ…
ヘルペス、子宮筋腫、性病などに特に効果が良いと思われる、尿療法ではあるが、、とは言っても特殊な?性病の場合は、飲んではいけないーどういう性病があるのかよくわからないが。本書や、他の飲尿療法の本も合わせて読んでから、調べてから飲むべきである…
ある有名な作家は、冬の道で、深い雪の谷間へ転落した。そこへ助けたのは、この作家の大大ファンである女性だった。 幸い家も近く、重度の怪我をした彼を、彼女の家で看護することになった。看護婦でもあった彼女は、この遭難者が、ミザリーの作家であること…
イギリスのチェルシーフラワーショーは伝統のある庭造りコンテストだ。 そこに、若い自然派の女性が、コンテストを目指すのだった。願書をもらうのさえ難しい、このコンテスト。 ただこの女性は只者ではなかった。彼女の愛するものは、雑草、クローバー、シ…
最初は都会的で、軽快なストーリーになりそうと期待していたが、スコセッシ監督は、そんな甘えた事はゆるさない。ガンガン自分の歪んだ欲望や、復讐心を存分に盛り込んで、デニーロも、最初はイケてるムショ帰りのオッサンだったのに、復讐鬼としての本分を…
普通の男と女が結婚して、男児ができたー女は一生懸命育児するのだが、そのやり方が、いささか変わっていた。神経質で、特に食べ物などは、木の実とかオーガニックに凝って、ビーガンと言うやり方を通していた。そのため、2人とも、痩せて、特に子供は発育が…
神への信仰を厚く守っている召使いの黒人女性と、売れっ子の舞台女優の虚しいが華やかな生活の対比である。 本題は 「Imitation of life 」という。この題名だけでもう充分であろう。 黒人は住み込みで女優の家の召使いとして自分の娘も一緒に住み込ませても…
どこが小さいと言っても、普通の家であるーお手伝いさんとして入った女性は、奥様の子供の子守役となって、奔走するのである。 奥様と旦那様の家は、裕福な方である。 ただ生まれた坊ちゃんが病気になり、医者に一生治らない小児麻痺だと宣告を受ける。 驚き…
雪に閉ざされた小さな町、コロナ中にも何も変わらず、一種の戦闘的、先鋭的な方針が進んで行くのである。 ただこれは、無関係の人には全く無関係で無関心な話となるだろう。 ナチスが、ユダヤ人のことは他人事だったように。しずしずとすすんでいく国家の崩…
あげたろうは、商店街の老舗のトンカツ専門店の息子である。伊勢谷、伊藤などヤク繋がりで悪い噂になってしまった映画だった。 内容は、結構、いや、やけに明るい内容になっている。 トンカツ屋の親父は、渋い顔の職人気質で、息子がトンカツを揚げるなど30…
戦後のドサクサの時、まだGHQが、日本を牛耳っていた頃の事件1948年、昭和23年ごろ、東京の帝銀銀行で10数人が毒殺された、大事件があった。大事件というより、謎に包まれた事件という意味もあった。 絵書きであった平沢という男性が、犯人に似ているという…
1956年ごろから着想があった黒部第四ダム、1000万人の人々が関わった大きな工事であった。 今までにも2、3百人の工事人が事故で亡くなっていた。 黒部は関西電力の水力発電所である。 山師のような気の違ったおっさんが舞い降りて来て、ダムダムと騒ぐ。教養…
この本は、おおくのかたに読んでいただきたい。気を張らず、悩み事を聞くように読めば良い。 人々の日常に潜むちょっとした出来事の中で、この摂食障害は発症する。 やはり、堅苦しい家庭環境、高い理想を子供に託すなど、無理なことが重なっていくと、10代…
効率よく、高い生産性、そのような事が現代では優先され、引きこもりや閉じこもりは、 無用だなどと思われがちだ。 コレからを有望視されている若者の引きこもり、これはいったいなんであろうか? 彼らは、真っ暗な部屋で布団にくるまり時を過ごしている。家…
ふむ、この本は正否に分かれるような、霊的なことが書かれていたが、特別、私は驚くでもなく、3日ほどかかって読み通した。ミステリーぽい感じで次の展開を知りたいために読み進むことになるのだ。 初めに、「コレは実話です。」と、ハッキリと断りをいれて…
朝、掃除をしながら、テレビで見たのが、この事件だ。その後、テレビでは一日中、この事件についてのことばかりが流れた。 あれから27年の年月が過ぎた。地下鉄にサリンを撒いた主犯格の豊田亨についてNHKは調べていた。 彼は凄い秀才で、東大の3%の物理学…
皆さんのバイオリズムの一番よい時の尿を、ゴクンと潔く飲んでみましょう。 特に、ヘルペスとか、シモのご病気、淋病など、怖い病気もありますが、 盃二口でも、効果抜群です。 ただ血圧などが関係する病気の場合は、病院の薬もきちんと飲んで、尿はいただき…
この綺麗なレリーフのような模様のペットボトルですが、これを枕元に置いて、寝ておりました。水を飲むときは、手を伸ばして飲んでいました。 午後の昼寝どき、目が覚めてみれば、急に39、5度の高熱が出て、動けなくなっていました。 それ以後水しか喉を通ら…
放浪するガドルフ少年の話は、どこかで読んだような、そうそう、ヘッセの作品ヌクルプで、放浪する青年の話だ。1915年だが。ガドルフは、1914年なんだな。どんな縁で、この2つの作品が不思議な交錯の元にあったのかは知らないけれど、二人の青年が嵐の中を…
沼を護る土神様は、いつも泥だらけの、きったない格好をして、自分のほこらから出てくるのだが、 実は美しい樺(カバ)の木に恋心を抱いていた。すっくと立った美しい木には、綺麗な葉がわんさかとなびいていた。 ところがキツネが仕立てのよい背広や、赤い革…
夕方も暗くなると、次々と灯が灯り、一人住まいの男の家にも灯りがつくのだった。 灯りがつかぬのはこの私の家ばかり。ただ一人の夫が、なかなか帰って来ぬ。 これはどうした事かー周囲の家には既にゆうげの鍋から湯気が上がっているというのに、いつまで待…
この壮大なストーリーを考えたのはフランスの誇る文豪ユーゴーである。 なぜこのようなお話を思いつけたのか、凡人にはわからないだろう。それぐらい面白い話の連続である。 だから不思議である。とても人間技とは思えないのだ。 ミュージカル風と言っても、…
透明人間の映画とか思って宣伝に負けてみたのだが、ただのファッションショーでしたね。 赤黒い大きなフードを被った少女スーがスコスコ歩く動画であった。 この映画は、多分、このフード一択。 インビジブル・シングス 未知なる能力(字幕版) ルビー・M・…
宮沢賢治が言っている。 無意識から溢れ出るものでなければ、多くは「無力」か「詐欺」である。 そうだ、そうだよね。賢治の作品を敬愛している私は、彼の無意識の世界で飛び遊ぶうちに、少しずつ心が解けていった記憶がある。心を救われたお礼に、ここに、…
彼女の言っていることが、真実なのか、嘘なのか。 真実を語っても信じてもらえない辛さ、これが真実だと分かっている者にとって、 いろいろな偽物に目が眩み、真実が見えなくなっている人々のなんと多いことだろう。 だが、これが大多数となってゆくと、もは…
この話、こんがらがってしまうのよね。父は死に、母と息子が助かるのだ。それは、父の犠牲のおかげであった。 意気揚々と死の国へ乗り込んで来た連合軍。彼らの手によってアウシュビッツは終わりを告げ、生き残った人々は解放された。 5才の男の子と、母親の…
モーガンという人工的に造られた少女。コイツが、可愛い顔をしていながら、暴走してしまうこわい話だった。 昔かある人造人間は感情を持つことができるかというような問題を掲げながら、結局、遂には、優しく世話をして来た施設の人々を ぶっ殺してゆく話だ…