1970年台の頃、といえば、
イギリスのクリスティというグループが、「yellow river」という曲を歌うと、あっという間に世界に広まって、ラジオに毎日のっていった。とてもリズミカルで、日本の若者にも受けたのだった。
なんたって日本には、多くの川が流れていて、散歩するとコレをyellow riverに見立ててしまいそうになるからね。
すごい才能なのに、これ一曲という結果が、どうにも納得いかない。
しかしそれを乗り越えるほど、この曲は音質も良いし、声も良いし,詩も良いし、一曲で何倍も美味しい桁外れの曲、お化けの曲という気がする。キンコンカンコン、ドラムのシンバルの金属音がはっきり聞こえるのが、いかにもアナログっぽくて面白く、おもしろい!ここでwater pool という言葉があるが、これは川の一部がかなり深くなっていて
岩の上からジャンプして飛び込んで遊べる場所のことなのだろう。これも日本の河川にはよくあるスポットだ。
戦争は終わったけど、僕は生きている。嬉しくてしょうがない、故郷のイエローリバーに帰るんだ。
可愛いあの子はどうしているのだろう。あのイエローリバーの側で。
あーっと、次はsteppen wolf の「Born to be wild 」ではないでしょうか。え〜、つまり、イージーライダーですよね。ピーター フォンダのお顔のアップと、存在感だけで出来上がってるような映画。ピーターももう、亡くなってしまいましたが、この歌と共に永遠によみがえって来ますね。get your moter running ,head out on the high way,エンジンを唸らせろ、オレたちハイウェイをぶっ飛ばしにいくんだぜ。こんな文句で始まって、でも地球的愛を基本にした歌らしいいけどね。ただこの歌を作った人って天才だよね。
ハイウェイ続きだけど、「High way star」という曲は かの有名なディープパープルの曲であった。マジ知らなくって、ほんと素人て嫌ですね。
メタルロックっていうの?ハードロックっていうの?すごい歌だよね。勢いが半端なくて、甲高い声で叫びのような歌だ。
エレキギターのうねりも、つむじ風か、トルネイドと言ったところだ。これでノックアウトされてしまう。
歌詞もハッキリとしていてよい。
Nobody gonna take my car ,i am gonnna race it to the ground, 俺のマシーンに勝てるやつはいない、地の底までも走らせるのさ、みたいな激しい歌詞が続いて小気味よいが、当時は早さもあり捲し立てられた歌詞もありで、この歌をコピーして歌ってる人はあまりいなかったように思う。テレビなどではほぼ聞いたこともない。ただ、時折、「ディープパープルです!Highway star!」と紹介されてラジオで流れていたのだ。
高校の文化祭の時男子のモサのグループが舞台に上がってギャーギャー歌ったので、何故か皆ドン引き。
何故って多分ビートルズとかそんなんじゃなかったから。 それに、隣で授業を受けてた普通の男子生徒が急にロックシンガーに変身してしまったので、そしてこの突然にハードロックの権化となった生徒達に、度肝を抜かれてお口あんぐりであったから。この音楽グループの人たち、途中で音うるさくて学校近隣の住民に迷惑とか言われて先生に途中で中止されてしまった、今思えば、そう言う時代であったのね。
でも彼らのおかげで、この歌の事をよく覚えていたわけである。
doobie brothersの 「Listen to the music 」も、付け加えさせて。