2017-01-01から1年間の記事一覧
面白い映画だった。孤児のような孤独な少年トニーのお話。母もなく、父は旅に出てばかりのミュージシャン。 大人になって結婚するが、その女は洋服依存症の病気であった。 トニーは子供の頃から絵を書くのが好きで、絵の塾に通っていた。美大に入り、卒業後…
丹羽という文学の大作家を父に持った圭子は、自らファーザーコンプレックスと名乗っているぐらい 父を愛し、尊敬していたのである。そんな彼が80才を境に何かちょっとしたおかしい振る舞いがおこるようになる。初めは皆がが、こんなことはよくあることだと見…
第2話は、やはり悲しいものだった。ジョージはもうすぐあの世へ召されるのだから。 題名のマテリアルワールドというのは、この物質社会という皮肉が含まれており、見えない魂の世界を追い求めたジョージとは反対の意味である。又は、俗世と言うべきか。 some…
今日、TVでやっててね、この映画100回みたよと豪語するスッポコのわたし。クリスマス、メルヘン、スノー 、 よく切れるハサミで作られる緑のトピアリーと三拍子も4拍子もそろった作品。 私は、よく切れるハサミが大好きだ。切れ味の良い剪定ばさみshearsで枝…
これ何時の映画かと思うほど 昔の映画っていうか、もちろん白黒ですがな。 カッコいいフランスのモデルさんのような俳優さんがやってました。金髪がキレイでした。 イエスがピラトのところにやって来た。ものすごい数の群衆が熱狂して走り廻っている。 大き…
コスナー主演の映画は、だいたいおもしろい。ダイナミックで、力強いことをモットーとしているらしい。 これは突拍子も無いお話である。ある片田舎の農場で、たくさんのコーンが植えてある所だ。 ケビン(キンレイ)は、そこで変な声を聞く。幻のようで、つま…
これはパートワンである。スコセッシ監督が長きにわたり、編集したそうだ。彼は、ローリングストンズのshine a light も監督しているので、ジョージハリスンのことをやっても、別におかしくはないだろう。 ハリスンは、確か脳腫瘍で亡くなっている。水の上に…
デニーロもなんか老人臭くなり、グランパ役がまわってきた。過去の男気に溢れたかれとはちがう老年の彼が、頑張っている姿に、観客はオロオロしたりタジタジすることになる。 コメディーというか、なんかちょっと悲しくなるのであった。 孫と一緒に弾けて旅…
キリストの映画って意外とあるもんだね。最後は磔になるやつね。どれも似たり寄ったりになるのは面白くないことだ。もっと神聖な素敵な映画にできないのかね。クレージーで、サイコなやつね。 数年前に見たジーザスクライスト スーパースターは、派手で、結…
御年75歳の監督は、ますます円熟味が増した感じである。 遠藤周作の沈黙という小説は高校の教科書に載っていて人の気持ちの内側を読むというような作品であった。キリスト教徒の遠藤の作品なので、なんとなく説得力があるかなと思ったものだ。 しかし、だ…
丹羽文雄というのはどういう作家か、有名な人な人なので、名前は知っていたが、どのような作家かは知らないでいた。 ただ、私が生まれた時にすでに、30歳は超えていたと思う。だから私の親と同じぐらいの年であろう。 いや略歴を読み、1904年生まれで、こ…
峯田和伸主演の、ハチャメチャドラマが感動を呼ぶ。お相手は麻生久美子である。 彼女の娘は、目も見えず、耳もきこえずに 生きている小さな女の子(海)であり、学校にもいけれない状態であった。峯田がサリバンよろしく女の子の教育係になるのだが、それは困…
若い頃は、自分スッポコが死んだら、臓器はそっくり他人のために使って欲しいと、思っていたものだが、 その後、脳死についてあまりにいろいろな意見がなされたものだから、何が何だか分からなくなってしまった。何故こんなに話がこんがらがってしまったのか…
難しいので、字面を追って読んだのだが、基本的にはユングの論と合致したもだった。(当たり前だが) 外交的人間の中の内向性、内向的人間のアンバランスなどである。私など極端な内向性だと思い、外交的な人達がうらやましくおもわれるのだ。だが外向性の人は…
ひさびさに、スタバに行く。うーんお昼だし結構人にぎやかそう。ワオ、ファッショナブルなお兄さん、極め付けの洋服に身を包んでポックリポックリ歩いて来る。あれはスタバに行くのね。やっぱ入った。 そのちじれ髪を前に垂らすのが今風なのか。パステル調の…
老人物が好きなもので、オケ老人を借りた。 老人たちが若者たち顔負けで、木製オケを派手に投げ合ってOK!と言ってはバンバン騒ぎまくる洋画だと思っていたら、邦画だったよ。 オケとは、オーケストラのこと。なるほどね。 まあ、杏は音楽好きが高じて、老人…
実はこれアメリカ映画だというから驚きだ。耐えられない映画の一つだ。不倫して、また不倫して、また不倫する。ただそれだけのお話だ。美しくも、楽しくも、オシャレでもない、人のフリン見て何が楽しいかな。原作者のミランクンデラは、チェコの人でノーベ…
100歳以上の人たちをTVでも毎日のように目にするようになった。彼らはとても元気そうで、腰などちっとも曲がっていないし、何や彼やと趣味も多彩である。だがスッポコは特別に羨ましいとは思わない。 やはり100歳は100歳であろうから。魔法使いでも…
ハンネスは子供の時から除け者にされて来た子供であった。体も小さく、兄達と比べるといかにも頼りのない存在だった。 実母がなくなり、後妻のママが来てから いっそういじめられて、いつも森や丘で過ごしていた。 ただハンネスには不思議な特技があって 動…
デーブ スペクターはじめ画家や詩人、料理人などに面会して、お話を伺ったらしい。勿論彼らの食についての考えというかそんな個人的なことを取材したのだった。 中には103歳の画家篠田桃紅(トウコウ)も出ている。 おまけにギャル曽根まで。 デーブはとに…
ヘルマン カール ヘッセ 1877-1962年 カールとはなんとも可愛い軽妙な名前ではないだろうか。特別にヘッセのファンではないのだが、他に正当な作家が見つからず、ヘッセの作品を再読したのだ。 アンセルム教授は男としていい年になり、そろそろ結婚をしよう…
ここらでちょいと一休み、というわけで、アフロ髪のおかしな映画観たよ。 まあ、松田翔太が出るんだしと思ってさ、でも案外真面目な話でね。 タイヤみたいな大きなアフロを頭に乗せた青年のちょっとホロ悲しい青春である。 アパートに越してきたのぞみお嬢さ…
ドイツ語で話す。アイン、ツヴァイ、トライ(one ,two,three)などと言う犯人の二人である。 恐怖映画を見慣れた我々は、そんなに怖い映画ではなく、綺麗な映像と、綺麗な奥さんのスザンヌロタールの身を投げ出したような演技に感心した。 悔しいのはアメリカ…
日本のお笑い演芸を育てた吉本せい(わろてんか)、と其の実弟が放った言葉は商売を営む者には大切な言葉ばかりだ。 せいがまだ女盛りの若い時に夫は亡くなった。大小の舞台を持っているせいを助けたのはしっかり者の実弟であった。 夫は悲しいかな遊び人であ…
とにかくこの監督の映画は分かりやすい、面白い、速いの三拍子である。こんな人はなかなかいない。 トランスポーター、ニキータ、レオン、ジャンヌダルクと、いろいろあるが、ジャンヌダルクは重く、苦しい話で記憶に残った。ルーシーもあったわ。 テレビで…
なぜか昔からあるハマオモトの白い花が咲いた。百合のようなしろい花で、茎は太く、水気をたくさん含んでいる。ただ昨年から、ハマオモトヨウというくろい虫がつき、困っていた。大雨や温暖化のせいだろうか。昨年は殺虫剤などで絶滅したかに見えたが、今年…
ゴンザレスイリャニトゥ監督という舌を噛みそうなお名前で、アカデミー賞を取ったのだ。 まず、題名に騙されるのだ。別の題名であったなら、こんな苦労?はしないで済んだ。 主演はマイケルキートン(バットマン)で、鳥と縁がある人だ。娘にはエマストーン(ラ…
コーヒ教室に通っているパパが、金属フィルターを買ってきた。 ねえコーヒーの入れ方教えてよと、一度も家でコーヒーを作ってくれないパパに聞く。 この帽子を買ってきたパパに聞いたところ、 「うーんと、大きなボールに水を多めに入れてな、そのフィルター…
まあ、まあね、人気若手俳優、今をときめく生田君だからね。うんうん。 派遣としてIT企業で働く生田は、物凄いいじめを受ける。派遣だからと言われ続けたが、3年間まじめに働けば、正社員に引き上げられるという契約を信じて、もうすぐ三年目だと思って、楽…
ずいぶん前に見て、忘れられずにまた見て、三度は見ている。誰もが奇跡的な事を待ち望んでいる。そんな人間の弱みに付け込んで感動させるミミレダー監督の手腕はすごいな。 ハーレイ ジョエル オスメント、ケビン スペーシー、ヘレン ハント ジョン ボンジョ…