スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘルター スケルター 2002年 公開

噂の沢尻エリカ主演いや一世一代の映画だろう。美しい今を 映画に閉じ込めておきたい。全身体当たりな出力で、全裸にっなってるし、演技も丁寧な感じでわかりにくいところは一つもないし、すごい出来だろう。その努力に好感が持てる。というか出来すぎていて…

フランケンシュタインの花嫁 1935年

まず詩人バイロンと友人のシェリーが嵐のよる 夜に部屋でくつろいでいる。。でもこれを書いたのはふたりではない。シェリー夫人である。怪物のフランケンシュタインに続き、またまた「花嫁」まで書いてしまった。「こんな優しそうな夫人に どうしてあんな恐…

花盛りの森 三島由紀19才(1944年初出版) 花盛りのの森短編集1968年出版より

三島が19才のときに書いた作品として特別視されがちだが、まあ気楽に読むことだ。しかも終戦1年前という際どい時期である。あえて誰にも読まれなくてもよいという初々しいハニカミの気持ちがあっただろう。大正14年生まれの彼は、いや大正生まれの人は、思い…

ドンジョバンニ 2009年公開

ドンジョバンニというスペインの放蕩児にして好色男のオペラをモーツアルトが作曲したのだが、その 脚本はロレンツオ・ダ・ポンテという男が書いたのだ。イタリアのベネツイアからオーストリアのウィーンに追放さたポンテは、稀代の色男ジャコモ・カサノヴァ…

憂国 三島由紀夫著 1961年(小説) 1966年(映画)

川端ノーベル賞 1968年間 三島切腹1970年。 左写真は、映画「憂国」で、三島主演である。 三島の作品は切れ切れにしか知らないが、かなり読み易い文章で、わかり易い。ただ「金閣寺」はこ難しくなかなか読めなくていまだに完読できないでいる。弟の勧めだっ…

御法度 1999年公開 大島渚監督

松田龍平主役とあって、随分騒がれたりしたな。 御法度ってどんな映画だった?と考えていたのだが、あっという間に時がすぎてしまった。やっぱり噂どおりのホモの映画であった。だが大島渚監督は、軽くならず、ズシリとした重みのある映画にしあげたのはさす…

たんぽぽ 1985年公開

伊丹十三監督が初めてだしてきた映画。ですから珠玉の作品なんです。なんかお庭に初めて咲いたパンジーのような作品と言えよう。ラーメンという身近だが奥深いもので勝負した。でこちゃんやはずっと「たんぽぽ」を外した作品ばかりを観ていた。たんぽぽはな…

小さなお家 2014年公開

第二次世界大戦のまえなので昭和の初期ですよね。赤い屋根に白い壁、そんな小さな洋館風の家に 東北から若い女の子が住込の女中としてやってくる。サラリーマンの家庭で、夫婦と男の子の三人かぞくである。だんなは温厚そうな人だし奥さんは綺麗で楚々として…

悲しみよこんにちは 1958年公開

お金持ちのお嬢さんが図らずしも殺人をしてしまう話だが、中学校か高校の図書館にあったっけ。だってサガンが18歳の時に1954年に発表した作品だから、わたしが生まれる前からあったのよ。下駄を履いてた時代にこんな現代的な作品ってやっぱおフランスは芸術…