2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
イギリスのチェルシーフラワーショーは伝統のある庭造りコンテストだ。 そこに、若い自然派の女性が、コンテストを目指すのだった。願書をもらうのさえ難しい、このコンテスト。 ただこの女性は只者ではなかった。彼女の愛するものは、雑草、クローバー、シ…
最初は都会的で、軽快なストーリーになりそうと期待していたが、スコセッシ監督は、そんな甘えた事はゆるさない。ガンガン自分の歪んだ欲望や、復讐心を存分に盛り込んで、デニーロも、最初はイケてるムショ帰りのオッサンだったのに、復讐鬼としての本分を…
普通の男と女が結婚して、男児ができたー女は一生懸命育児するのだが、そのやり方が、いささか変わっていた。神経質で、特に食べ物などは、木の実とかオーガニックに凝って、ビーガンと言うやり方を通していた。そのため、2人とも、痩せて、特に子供は発育が…
神への信仰を厚く守っている召使いの黒人女性と、売れっ子の舞台女優の虚しいが華やかな生活の対比である。 本題は 「Imitation of life 」という。この題名だけでもう充分であろう。 黒人は住み込みで女優の家の召使いとして自分の娘も一緒に住み込ませても…
どこが小さいと言っても、普通の家であるーお手伝いさんとして入った女性は、奥様の子供の子守役となって、奔走するのである。 奥様と旦那様の家は、裕福な方である。 ただ生まれた坊ちゃんが病気になり、医者に一生治らない小児麻痺だと宣告を受ける。 驚き…
雪に閉ざされた小さな町、コロナ中にも何も変わらず、一種の戦闘的、先鋭的な方針が進んで行くのである。 ただこれは、無関係の人には全く無関係で無関心な話となるだろう。 ナチスが、ユダヤ人のことは他人事だったように。しずしずとすすんでいく国家の崩…
あげたろうは、商店街の老舗のトンカツ専門店の息子である。伊勢谷、伊藤などヤク繋がりで悪い噂になってしまった映画だった。 内容は、結構、いや、やけに明るい内容になっている。 トンカツ屋の親父は、渋い顔の職人気質で、息子がトンカツを揚げるなど30…
戦後のドサクサの時、まだGHQが、日本を牛耳っていた頃の事件1948年、昭和23年ごろ、東京の帝銀銀行で10数人が毒殺された、大事件があった。大事件というより、謎に包まれた事件という意味もあった。 絵書きであった平沢という男性が、犯人に似ているという…
1956年ごろから着想があった黒部第四ダム、1000万人の人々が関わった大きな工事であった。 今までにも2、3百人の工事人が事故で亡くなっていた。 黒部は関西電力の水力発電所である。 山師のような気の違ったおっさんが舞い降りて来て、ダムダムと騒ぐ。教養…
ヒッチャカメッチャカ、冥界と現世の交信が、怖すぎる。 美輪明宏だの江原啓之だのまで出演させて意見を聞こうとする筆者の愛子。 彼らとは、お友達だそうだ。フーム。 ちょっと怖い話というのも、この話にちゃんと結末がないということである。 コレには困…
この本は、おおくのかたに読んでいただきたい。気を張らず、悩み事を聞くように読めば良い。 人々の日常に潜むちょっとした出来事の中で、この摂食障害は発症する。 やはり、堅苦しい家庭環境、高い理想を子供に託すなど、無理なことが重なっていくと、10代…
効率よく、高い生産性、そのような事が現代では優先され、引きこもりや閉じこもりは、 無用だなどと思われがちだ。 コレからを有望視されている若者の引きこもり、これはいったいなんであろうか? 彼らは、真っ暗な部屋で布団にくるまり時を過ごしている。家…