2016-01-01から1年間の記事一覧
ダメだ、コリャア。これ面白いですかね?なんか壮大なアメリカの大自然にみんなが負けちゃって、とうとうと流れる河の映画としか見えないの。 映像が綺麗とか言う噂も何のその、主演のデカプリオがぜんぜんきれいに映ってませんでしたし、長い髪が顔を覆い顔…
こういう本は、必要でなんです。ただこれが本物であればのことですが。何れにせよ、役立つものであろう。かれらの心の中が、何となくわかってくる。 これは健常者からの素朴な疑問の数々である。どの質問も直接彼らに聞きたかったものばかりである。 時々街…
佐藤愛子は、実は詩人のサトウハチロウの妹だって知ってました? 道理でね、文学の道へ入ったにはそれなりの理由もあったのだね。血族ですね。 人生相談は、あっという間に読めて ストレス解消になった。 オン年九十三歳の愛子先生が現代にはびこる色々な問…
マットデーモン主演の宇宙物です。宇宙対応の大きなドームヘルメットから見える顔はビューティフルマインドのラッセルクロウとよく似ててね、ウッカリ者のスッポコはラッセル主演のものならと、見てしまった。 しかし、出て来たのは当たり前マットデーモン兄…
ピアニストを目指す二人は年が違うが変に気があった。璃子は神童で、幼い時からピアノを弾いている。母が常に監視していて、手にはいつも手袋をはめているのだった。異常というぐらいに神経質に娘の管理をしていた。将来娘が名声あるピアニストになるために…
これも古い映画だが、田中絹代と溝口監督のコンビで頑張ったえいがである。田中も迫真の演技というか、気合が入っていた。溝口も鬼気迫るような気持ちで望んだ事がよく分かるのだ。ただそれが分かりすぎてしまい、見ているものを圧迫するのである。見ている…
先に本を読んだ。ビデオがレンタルになるまで一年かかった。 原作の通りでよかった。あまり大袈裟に表現するわけでもなく、ノンフィクションぽく進んでいく。 陽光桜は、濃いピンクでとても花付きがよく、みばえのよいさくらである。でもなんとなく、日本人…
なになに、フクロウの話だって?シッショウタイリキという光のように早く飛べる仏様のことをフクロウたちは、疾翔大力といって、崇めておった。これは鳥類の仏であった。 元々はしがない雀であった。ある年大飢饉が来て、雑草さえも焼けてしまった。人間も森…
1923年の大正12年生まれの佐藤愛子ですね。色々憎たらしいようなエッセイを書いてきた人ですが、しかしながら、人材不足の日本では押しも押されぬ作家になってしまった。長年の修練は力をもたらす。 彼女は北海道に別荘を持っていて友達と一緒に泊まったりし…
将棋の話はなぜか熱くなるものがある。 このノンフィクションは映画化されて、松山ケンイチ主演で上映されるそうだ。 これはネフローゼという重い腎臓病に買った少年が、メキメキと将棋のうでをあげてゆき羽生名人や 谷川名人とも互角に戦うまでに成長して行…
スーザンサランドンの中年女が少し若い金髪ロン毛の女と車で逃避行。これ女同士のラブものと見える。ロン毛の女がチャラい男にれいぷされそうになる。それを見つけた女友達のルイーズはピストルで、男を撃ち殺しテルマを助ける。だが殺人者になってしまった…
田中絹代と溝口健二監督のコンビ作品ですよ。田中が一番脂が乗っていたころかとお見うけしましたが。何しろまだ我々家族のだれもうまれていない。傑作の雨月物語は別として、コレはメロドラマというか少し前のものならこういう風になるのはとうぜんのながれ…
どんだけ走りきるアスリートものだろうと思ったが、高校生の陸上部の物語であった。ピット扮する高校生が主人公である。 陸上部のエースである彼にコーチも目をかけていていた。群でも一位の記録を作り、次の試合で良い成績を出すとスタンフォード大学に推薦…
日本人が歌っているよージョンレノンの懐かしい歌。ルーシーインザスカイもあるし、ゴッドもあるし、懐かしさがいっぱいですな。日本のシンガーらが力一杯歌っているのでスッポコも声を張り上げて i,don't believe in kings などと歌ってスッキリしたのです…
ウィノナライダーが主演の問題作である。17歳という思春期真っ只中の、待った無しの年齢です。 ウィノナ(スザンナ)の相手はアンジェリーナジョリー(リサ)である。なので、どっちが主役かわからない。 17歳のライダーはイライラしてつい睡眠薬を飲み過ぎてし…
田中絹代の半生を描いた映画である。主演は吉永小百合である。もうこれだけで興ざめであろう。 溝口健二監督に菅原文太で、これはまあ良かったよね。田中を演ずるのに吉永がわざと砕けたような演技をするのがおかしすぎる。絹代は真面目な人だと思うのでこん…
これはちょっとすごいCDだなってわけで。なかなかおもしろいものに出会えないのですが、こんかいはヨーコオノと息子のショーンレノンのコラボ編集で若い勢いと老年のヨーコの経験が重なりおもしろいものになった。 日本人のアーティストもたくさん出ている。…
おなじみの嵐山氏のエッセイである。午年の彼はいつの間にか74歳にもなっていた。だがヤンチャな感じは相変わらずで、老人は不良を目指すべきなんて、無理難題を振って来る。 物分かりの良いジジイを演じるときっと女につけこまれて痛い目にあうのが、常識で…
バブルもはじけてきて何か世の中が騒然となっていたような時期に、この童話のような子供が主人公の映画ができた。世の中のせいなのか思い出しても面白くない時期だった。子育てで奮闘中でもあり、どんどん追い詰められていた。 なんかスッポコはパッとしなく…
アイリスの球根植えようと鉢をひっくり返してみると鉢の中から、立派なトノサマガエルがいたんだ。 驚いて大きく目を見開きその目がすごく潤んでいた。驚き慌てて泣いていたのだ。私だって「蜘蛛の糸」ぐらい読んでいる。すぐに土を元にもどしてさらに土を盛…
今日変な喫茶店に行ったんだ。でも変なカフェって結構あるよね。ひどく暗くて、まあそれはいいんだけど寒いのに窓が開けてあって、とおもったらガラスがはめてあった。なあんだ。でも見るからに寒々とするんだな。透明なガラスなんて。ここは昔、よく主人が…
胃潰瘍か何かで、身体を壊した後、妻と二人で、長野県の里山に山や田畑を買いぶどう酒を作るワイナリーを開こうとした。大変なお金がかかる大事業である。斜面の桑畑を整備し田畑を開墾し ワイナリーやハウスやレストランを次々と建てていく。わおー。すごい…
里山ビジネスが、なんとか成功した玉村君は、落ち着いたころにこれを書いたようです。 もともと絵描きの血筋の彼は、美術館も持ってるし、徒然なるままに書いた自然に咲く草花の絵を挿絵とし、エッセー集にした。平地より高いところに住んでいる彼は、色鮮や…
ロシアの文豪の作品で、小品ではあるが、かの東山千栄子が演じたポポーヴァ夫人が出てくる。 ポポーヴァだなんて、アポーペンぐらいええ加減な名前だ。これは喜劇的小品で、役者も3人でことたりる。 主人を亡くて喪に服する貞節な黒いドレスに黒いベールのポ…
エルトポとはスペイン語でモグラのことである。主人公の名前ではないよ。さて、トンネルから出てきた障害者達は ゾロゾロと街に出てきた。しかし、街は腐りきっていた。一部の金持ちなどが権力を持って牛耳っていていわゆる格差社会の見本のようでびっくりだ…
低予算で作ったりしてどこからも相手にされなかった映画は、ジョンとヨーコの映画館で拾ってもらって、スクリーンに上がることができた。それ以来、ジョン レノンはこの監督の熱烈なファンになったみたい。ホーリーマウンテンの版権までかったぐらいだから。…
映画 東京物語での彼女の出演はすばらしいものがある。耐え忍ぶ老女の役であった。平凡な、あまり洗練されていないモゴモゴした動き、このような老女はどこにでもゴロゴロいて住んでいるものだ。 この人の本を読もうと早速借り、お守りのために一冊買ってお…
運転中にラジオから流れてきて、ちょっと驚いた曲。タケミツのスタンザ。 この人見たことあるなあ、テレビで。でももう、20年ぐらい前に亡くなっておられる。 すごい音楽だと思った。人間の現代生活から限りなく離れようとする必死さ? 彼の容貌自体が随分と…
角田は、紙の月などの映画の原作者だ。ただ、カクタと読むとは知らなかった。なんかひと時代前のネームでござるね。それにカクタって何だよ。、 ある素敵な団地に住む家族のおはなしである。園芸マニアのスッポコは早速見ることとなったが、セメントの上に土…
植物として、蛇イチゴは、子供の時から、毒だとか毒ではないとか、食べると蛇になってしまうという説まであった。様々な意見があって、結局食べることはしなかった。毒だったら、死んでしまうか、蛇になってしまうかなので、怖いことだと子供心に思ったもの…