2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
デンマークの首都コペンハーゲンにあるノーマというレストランは、世界一という異名を持っている。 レネ レゼピというシェフを中心に、出来たレストランであり、3000人の要員を擁する大所帯である。世界中から武者修行にやってくる料理人たちである。 店には…
ケイトブラシェット主演の、情けない映画。 腐敗したハリウッドを抜け出したアレン監督は一体どこで何をしていたのでしょうか。 このたびはケイト・ブランシェットなんて言う女優を使って何か物悲しい映画を作った。 大体ウディ・アレン監督は、もの悲しそう…
いろんな選手が出ていたが、未だ嘗て、浅田真央ほど、美しくまた上手に舞う選手を見たことがないように思う。みんな気がふれたように踊っていた今回のフィギュアであった。 浅田の頃はここまで、皆が変な踊りもせずにいられたものと思う。 そんな中で、今回…
二大映画の後で なんですが、この映画も、なるほどという感じのものだった。 最後のオチが、あまり良くないと思うが、イマジンネーションで、動くという超現実のアイデアが面白かった。 この世で自分こそ偉いと思っている男を殺せという極秘?任務を受けた黒…
オーソンウェルズのはじめての映画である。いやーこれは恐ろしい映画ですぞ。 始まりは、ザナドゥーと呼ばれる、ものすごいお金を使って作られた楽園の映像から始まる。 ここで、観客の心を鷲掴みにしているのがすごい。ウェルズの才能がとんでもないものだ…
オーソンウェルズが出る映画。 面白くも楽しくも、痛くも痒くもない映画でござった。 これが関所になっていて、長年見ることもしなかった名作というものなのか。 あんたがそう言うなら、そうだろうよ。 悪党のハリーライムは、なぜか沢山の人を殺していて、…
1630年から1714年まで生きた益軒は、江戸時代の本草学者、いわゆる漢方の医者であった。 その時代は、中国から伝わった本草学の本を読みこなして医者になるのが普通であり、朝鮮人参を始めいろいろな漢方の草や木を調合して、病人に飲ましていた。 …
見たかったが、見ずじまいにしてきた映画の一つだ。アメリか、メアリかという疑問と、シンプルすぎる題名に引いてしまったせいだ。 何か幸せになる話だと聞いて、わてもなりたいと思って見た。 最初の入り方がとても美しく心惹かれたのには参ったが、やはり…
誰かしら、この奇妙な名前は聞いたことがあると思う。 美容師の世界を芸術にまで開いたイスラエル人のヴィダルサスーンは、貧しいロンドンのユダヤの家庭に生まれたのである。子供の時は父親は蒸発し、貧しいために孤児院で育った。そこでは教会の聖歌隊で歌…
ユイスマンスはフランスの文学者であり、デカダン派の代表選手と言ったところである。 詩人のヴァレリーなどに影響を与えたということだ。 はじめは、悪魔主義で日本の夢野久作のドグラ・マグラのような感じの小説を書いていたが、のちに、キリスト教に傾倒…
ひまわりって随分昔になってしまったなあ、でも結構はやっってたのよね。たくさんの人が見ているはずだ。 ソフィアローレンと、マストロヤンニのコンビ復活の映画である。 ひまわりの大草原が見せ場のひとつである。明るい花だが、主人公らの心は暗く哀しく…
婆さん役は倍賞美津子で、この人が、事故の衝撃で20歳(多部未華子)に若返るコメディーだ。 70歳を過ぎている婆さんは、いつも、家族と衝突しがちで、その心がわかってもらえずさみしい思いもしていたが、突然20歳になってしまい、家族に隠れて家を出た…
1939年生まれ 、1970年にパリに自分の店を出す。パリのケンゾーは、長いこと日本人として、ファッション界を牽引してきた。森英恵もそうだが、 わてはなぜだか、賢三が好きである。高田賢三という名前も何かキラメキがある。たぶん高田という名前が…
ノーベル賞数学者のジョン ナッシュの実話であろう。ともかく毎日、beautiful,beautifulとうるさいほど宣伝しアカデミー賞をとった作品である。それはともかく、 この映画を長いことアップ出来なかったのには、いろいろ訳があった。これは暗く悲しい映画であ…
これはフクロウowlの話である。アニメーションだが、本物の様にも見えたりする。 ガフールの伝説 [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2011/09/07 メディア: DVD クリック: 4回 この商品を含むブログ (4件) を見る フクロウは目が大き…
どちらもヒッチコックミステリーで、告発するの方が、ストーリーはわかりやすい。 かっっこいいい牧師さんが、犯人として追い詰められて、でもヒッチコック作品はだいたいハッピーエンドだから、雪の日の暇つぶしにはもってこいであった。牧師はあくまでも最…
「さかしま」のデ・ゼッサントや、モリエール「人間嫌い」のアルセスト 、ドン・キホーテ、アッシャー家のロデリック・アッシャー、オペラ座の怪人、果てはドストエフスキーの「地下室の手記」と来た。 これらの文学作品の主人公は、昼夜逆転や、発達障害や…
雰囲気からしても松尾スズキは、変わった男である。悩み問答形式で進められる一問一答であるから 気軽に読めた。何も難しい話ではない。男と女の悩みや、人生の岐路に立つ悩みが、本当の事らしく並んでいる。それにズバッと答えるスズキである。 福岡から、…
有名な神戸の連続殺人事件の「酒鬼薔薇聖斗」についても書いてあるのだが、総じてこのような残虐犯罪を犯してしまったアスペルガー障害の青少年のことに焦点をあわせている。 ちょっと気持ちの良い読み物ではない。 少年は、人間をキャベツかカボチャのよう…