「さかしま」のデ・ゼッサントや、モリエール「人間嫌い」のアルセスト 、ドン・キホーテ、アッシャー家のロデリック・アッシャー、オペラ座の怪人、果てはドストエフスキーの「地下室の手記」と来た。
これらの文学作品の主人公は、昼夜逆転や、発達障害や、、ひきこもりの症状をもっているという前提のもとに、紐解いて行く。
面白いものもあっったが、わかったのはオペラ座の怪人や、アッシャーぐらいで、あとはよく分からなかった。
わかっっているのは作者だけ、といった、消化不良のまま、出版を、なぜか急いだのだろう。
着想はそれほど悪くはないかもしれないが、やはり、それでも、高校生か大学生の論文のようにみえる。
特に地下室では、大学で習った通りのバカな教授の伝授だろうか。
地下室は、一般の人たちには理解のできない秘密があるのだ。わても一般人ゆえ、さっっぱり分からんのだが、このような多分勘違いの文章を撒き散らしてはいけないだろう。
わては地下室にはちょっとうるさいよ。エヘ(^.^)
この作者のお名前は、ペンネームを考えておいた方が良いだろう。作者のためだ。
さかしまの世界に住む者でさえ、デ・ゼッサントなどという素敵な名前を持っている。
これだけでも何か、面白そうとワクワクするではないか。だから、本名のようなものは、プロになるつもりなら捨ててみるのも一考だ。
ひきこもりと発達障害 “彼ら”はどう生き どう扱われたか―文学に刻まれた心情を探る
- 作者: 鈴木信子
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