ケイトブラシェット主演の、情けない映画。
腐敗したハリウッドを抜け出したアレン監督は一体どこで何をしていたのでしょうか。
このたびはケイト・ブランシェットなんて言う女優を使って何か物悲しい映画を作った。
大体ウディ・アレン監督は、もの悲しそうなうつろな顔をしているではないか。だからやっぱり映画位
ハッピーエンドでなくては救われないよね。
ケイトは気位が高く、現実的なことが苦手。大学を退学して急いで大金持ちと結婚したが、そいつがとんでもない詐欺師で破産してしまい一文無しになって、妹のアパートに転がり転がり込み迷惑をかける。
そんな自分が情けなく許せなくてますますおかしい男と付き合って、嘘だらけな人生を送るようになる。
挙句の果てには元旦那にも子供にも捨てられてふらふらと街をさまようような女になってしまう。
大体ケイト・ブランシェットは難しい女優だ。美しい女優の一人だが使い方によっては暴れ馬になったり
ロバになってしまうこともある。
この前までケイトは、キャロルという映画でレズビアンの年上の女を演じていた。
その時もなんとなくふに落ちない演技であった。
思うに、彼女はきっとスランプにおちてしまったのだろうとおもう。
だがスランプも人生では必要なことだ。どんどん駆け抜けて行くと、きっと、崖から落っこちて、死んでしまう。そんなもんだ。スランプは、実はケイトを助けてるんだね。
今回のジャスミンと言う映画では化粧も剥げ落ち、安定剤やアルコールをがぶ飲みしてフラフラのそしてよれよれの中年女を演じている。
これではせっかく出演料の高くつく女優を使っても、あまり意味がなかったと思う。
お金稼ぎに出たような映画だし、アレン監督も分かっていて、彼女を使ってやったんだろうね。
アレン監督も少し反省をして、より良いそしてハッピーエンドな映画ばっか作れば良いのでは?