2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
前振りは結構複雑な映画のように宣伝していたが、そこまで複雑なものではなく、心理戦に持ち込むかと思えば残念ながら、普通にgunの撃ち合いというバイオレンス風の筋書きであった。息を潜めて菅田の運命を見守っていたが、その甲斐あってか、彼はこのきつい…
テレビのステージで着ている服は光沢のある黒一色で、なぜかとても似合っていた。そうだ、このように人にぴったりの洋服をいまだかつて見たことはないかもだ。ロックスターもポップスターもなんかテキトーな 布をビラビラと繋ぎ合わせたような衣装だ。踊る若…
主演の高橋はまるでサイハラさんが取り憑いているように、演じていて、凄すぎる。「スタイル抜群」、目力最強といった具合か。その突き抜けたサイハラの人格が、奇抜で面白いので、ついつい見てしまう。二、三人ほどの部下を連れて街のあちこちを彷徨うサイ…
こんな役やれたら病みつきになるでしょう。小さな闇金会社の社長の山田は社員数人であるが、かえって小回りがよく効いている。借金取り立ての時はチームワークででとりたててゆく。 えげつないストーリーだが、闇金とわかってお金を借りてるので、しょうがな…
結構昔の作品になるけど、トムハンクスの最初の頃の作品だという事で、初々しさもあるかも。 ハンクスの作品はほぼ見ているはずだが、こんな作品あったのかな。見てたかもだが、なぜだか記憶に残っていない。まあそんな作品であるからね。うつくしい人魚の娘…
審判は少し長い物語風になっているが、カフカはこれに耐えてよく書いている。複雑な階段のような作りの作品で、裁判官はじめ登場人物がまるで夢のような人物ばかりで出来ている。現実味がないというか、メルヘンチックというか、しかしさもあらん、というよ…
ある朝大きな虫になってよこたわっていた青年ザムザのことは、よく知られている。私ははじめ、キモいいも虫になったザムザの事をキモい野郎だから毛虫になったんだ、しょうがないことだよねとかたずけていたのだが、65歳を超えた頃から,違う見方になった。ザ…
「レッドワン」とは赤い人サンタクロースさんである。セイントニコラスを発祥として、子供達にプレゼントを配るのだが、一晩で何億ものプレゼントをどうやって配るのかは、秘密になっていた。北極のどこかの極秘の場所にすむサンタクロースは実在していたと…
メキシコでは若者の間で、ニワトリを戦わせてお金を取るゲームが流行っていた.馬の調教をして何十年の男イーストウッドは、社長の子供を連れ帰るべく、メキシコへ足を運ぶ。 その男の子はすっかり擦れてしまって、不良と一緒に、闘鶏に日々を費やして悲しみ…
この話を見る様になったのは、本当は最初の最初の、シーズン1の蛙の呪いみたいな話だった。一度見て、 虜になってしまった。3人組が、何だかおもしろく。ノーマルストリートの町のあるおばさんが、助けて欲しいと言ってくる。行ってみると、おばさん曰く、縁…
フォード車であるグラン・トリノは、名車であるらしく、この車を欲しがる人々も多い。退役軍人のクリントは、頑固一徹のまさに軍人を彷彿とさせる男であるが、姿勢は真っ直ぐでシャキッとしていて一人暮らしの老人といった具合だ。ベッドタウンの小さな家と…