スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

マイノリティリポート  トムクルーズ主演    スピルバーグ監督

けっこう分かりにくい作品の方だと思う。

プレコグpre cog,つまり前もって知るcognition,でしょうか。未来の世界の事なので、あまりに進みすぎていて、なのに何処かはアナログっぽいという

分かりにくい作りなので、ほとほと困った作品であった。スピルバーグの個人的趣味というか、AIを使う未来人の姿がコレでもかと描かれている。これでは、周囲のスタッフたちの負担はさぞかしといったところだろう。

トムクルーズが長時間にわたる逃亡の演技で、がんばっていたーこれ一番 脂が乗っていたんと違いますか。

犯罪をなくすために、プレコグに予知された犯人はすぐに捕まえられてしまう。まだ罪を犯す以前に犯罪人として警察に捕まるという設定だ。コレって余計なお世話だね。

プレコグは3人いて、警察の秘密の場所に飼われているーそう囚われのような身なのだ。

2対1で、予知があると、一の方はマイノリティだとみなされ、その予知は消されてしまうというものだ。

よくわからんわ,コレって、おかしいわな。マイノリティの方に大抵 真実が隠されているんだから。消された真実を追いかけるトム。

トムさんがこの設定に嵌められて、警察の仲間から追いかけられると言うもの。トムは知能も身体能力も他より優れていたが、アキレスの弱みが一つあって、自分の息子が6歳で誘拐され、死亡してしまったという事件で、本当は大きく傷ついていた。

そのためか、夫婦もこの事件後離婚したということになっている。そんな傷を心にしまって犯罪を追って未来警察で働いていた。

 

映像もパステルぽい色が加味され美しい。気になる作品だが、時間もかかるスピルバーグ個人の趣味の作品。

一時、マイノリティーとかまじょりて