スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

エロティックな関係 1992年 宮沢りえ,内田裕也 ビートたけし 他 若松孝二監督

なんか気抜けしちゃったんだよね。ドクター・ストレンジでクタクタになっているときに、次にこの映画見てしまい、アウッとなったワテ。

フランスのおパリで撮った映画で、まず言葉がわかんない、土地勘がない、そういうところで、内田とりえが探偵事務所を開く。そんな事がありえましょうか。

もうそれだけで、ぐっと疲れが来るのですから。

ビートたけしの愛人のフランス女は、おっぱいの綺麗な美人さん。この女の誘惑に乗っってしまった内田は、もう骨抜きの骸骨のようなことになってしまう。

内田は探偵のくせに、コロッとこのフランス女に騙されて人殺しまでしてしまう。これだって、東京だったら、騙されていなかっただろう。パリという異国の地の不安定な心地がとんでもない犯罪へと手招きしたのだ。

女は関係のあった男を次々と殺し、男顔負けの極悪人であった。全てお金のためというドライな理由。

りえは心配してずっと内田を待っていたが、とうとう二人で、ビートたけしの悪に立ち向かい、銃を手にしてバンバン打ちまくる。え?りえちゃん銃が打てたの?!と、すごい打ち合いになった。

最後は敵はみんな死んじゃって、警察に捕まって内田とりえは、当然すごい罪のはずなのだが、

簡単に釈放されて、シャーシャーと警察から出て来る。

 

御殿のような建物、ジバンシーの店、ムーランルージュ(見飽きた感あり)、凱旋門に、セーヌ川と観光めぐりのようなことまでしたのは余計であった。せいぜい、ジバンシーまでにして欲しかった。

 

りえのヌードを撮った篠山紀信からKishinのネームまで頂いて、内田はキシンという名であった。

たけしも落ち着いて見えたが、内心、フランスは手強いので、居心地悪そうであった。

 

でもまあ流石に内田の演技は、とても落ち着いたものだった。コレが一番の救いであったのう。

 

 

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