スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

サクラの花に

もうすぐ桜が咲くかなぁと思っている自分。けっこう蕾はぎっしり付いている。準備は揃った。だが、これがうまく咲いてくれるかは、まだまだわからないってことよね。明日、明後日、シラサッテ?

でも、桜が咲いたら、泣くだろう。これが最後の桜見かもって おもうから。イヤ、こんなに綺麗でタワワな桜が見られることが幸せ過ぎて多分、私は、その幸せに酔いしれるというか、茫然自失してしまうかも知れない。

でも桜見ができるかどうか、まだ、誰も知らないのだし。まだ学校の桜並木には(多分100年ぐらい)大幹の桜が数本あって、あとは若い桜も混ざってはいるが。子供の時から見てきた桜は、私を裏切ったり、微笑んだり、冷たく見放したり、いろいろな顔を持っていた。今ではみんな懐かしい。

裏切り者も見に来いよ。桜の花の下で恥ずかしいと思わないのであれば。

セリンセもアネモネラナンキュラスも及ばない日本のサクラ。やよいのそらーは、いざやいざや

見に行かんー。はい。

 

随分裏切られたものだったー幾度も嘘をつかれ、つかれる方もつく方も、もう疲れちゃったのだ。

ある日、急に大人になって、青い空が、灰色になった。ああ、嘘をつく人にはそうだ、そうだねと、

相槌を打とう。それが大人と言うものだ。それが大人の社交術というものだ。

だがもへったくれもない。ただし、世界が灰色ってことを辛抱さえしたらね、という条件付きですが。