天気の子やっと見ました。「天気になったなあ」と呟くお爺さんがいっぱいいた昔。「天気とは晴れ」の意味でもあった。「明日、天気になりゃあいいがなあ」というおじいさんもいっぱいいた。皆が願いを込めて、晴れることを祈ったのだろう。
天気とは晴天と同義語であった。 「あした天気になあれ!」もあったじゃないか! わすれてたわ。
長い間見ることもなかった「天気の子」だったが、やっとのことで見ることになった。
と言ても、ものすごく飛ばして見たので、細かいところはよくわかっていないかもだ。
ホダカという家出をしてきた少年にハラハラするのだが、彼は必死でバイトを探し出し住み込みのような仕事をゲットする。ー東京の繁華街を彷徨ううちにピストルを拾ってしまう。そのために警察に追われるホダカーただ彼は地位も金も持っていない社会的に丸裸の少年だ。
彼には怖いものはない。愛するというか強い友情で結ばれたマヒロを守るため必死になって街を駆ける。
若さの特権でもあろうか。何もなくただ裸の心をぶつけたり投げて反応を見たり、ゴシゴシ洗いをかけたりのことになる。しばらくは「晴れ仕事」で、彼女の力を借りて副業としても稼いでいたが、家出捜査にひかかって、警察に追われて行く。彼がピストルを持っていることがばれてしまったのだ。急激に犯罪者として追われる少年。それでも、少年は「天気の子」のために自分の危険も顧みずに走る続けるのだった。
彼女が願えば、雨天も晴天になるという奇跡の力を持つ彼女。だが、どういうわけで奇跡を持つようになったかはよく分からなかった。ちゃんとみなかったからかなあ。
冗談まじりに「晴れ女」「晴れ男」だと豪語する同じような人はかなりいるのではないか。つまりそういうことだ。
何故そうなるのかはうっすらとだが自覚しているはずであろう。