スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

名前の画数

誰が付けたの私の名前。「名前占い」問うたなら、この世にもない間抜けのお人好し、しかも、破産で人殺し。最後は獄死で非業の最後。すごい才能あったって、全然活かして生きられぬ、だと。

こんな変てこりんな名前はもうやめて、めでたい名前をつけてみたい。どんな苦難にあってもめげずに失敗しない。強くて元気がみなぎってくる様な。しかも美し凛々しい様子。

 

外は晴天でもここは雨ふり。オオ イヤダ イヤだ。晴れているのに冷たい風、ヒューヒューグルグル足元に風。

できるならば幸福をまき散らせておくれ空のお月様。幸福の味はどんな味?

ところが文字に魂が宿り、私の元へやって来て、言う。「どんな大きな戦争もこの一文字には敵わない。」

ところで中国の草原で、書の先生が言って聞かせた。「文字を書きなさい。書を書くのじゃ。たとえ敵兵が攻めて来ても筆を休めるでない!」私の名前にもきっとその霊魂が宿っている。

草木を愛でる草冠は私の名前についてくる。意気地のない、運のない、それでもいいか とよろこんで、冷たい雨と温かい日差しを受けて歩いてる。

今やっと、草冠の呪いがわかる。魔法の文字の謎解きで。