スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

華麗なるギャツビー 2013年 映画感想

君たちは、フィッツジェラルドの、偉大なるギャツビーを読んだことはあるかい?よんだけどよくわからん話だったな。と思っている人いませんか。デコちゃんもそう思ってる1人だよ。このアメリカの作家の文学的位置が分からない。でも映画は面白かった。面白かったら、いいじゃん。Gの元カノは富豪の娘で、Gが戦争に行っている間にやっぱり富豪と結婚して子供も出来ていた。Gは彼女のことが忘れられず、大きな屋敷をたてて彼女に気付かせるために、華やかなパーティーを繰り広げていた。
二人は戦争前は結婚の約束をしていた。裏切りに気づいて、ギャツビーは戦争に乗じて悪い事をしてでも大金を手にした。ギャツビーもいっぱしの富豪になれたのだ。これで、もう一度彼女を自分に振り向かせるのだ。でもそのやり方が一通りでなく変わっている、とおもうよ。どれだけ恥づかしがりやなんだ。  大きなパーティーを開けば、気がついてもらえるかもって、すごく根暗で消極的すぎて、気の毒すぎです。すごいお金もかかるというのに。でもその甲斐あって、噂を聞いてかのじょは彼のパーティーに夫とノコノコとやってくるんだな。でも恥づかしがりやのGはなかなか彼女とコンタクトが取れないで、モジモジしてばかりなんだ。それで2人の両方の友人でもある男ニックが二人の仲をとりもってやる。ふたりは出会った。再び。結婚前と少しも変わることのない美しい女。初々しくもある。映画でも、女はデイジーと言っていたがまさに名前の通りの女である。汚れを知らない苦労のない女である。ふたりは愛し合っていることを再確認した。ギャツビーは自分がいかに金持ちで、女と釣り合いが取れるほどの富があるよとアピールした。デイジーは喜んだ。花のような笑顔で。だが夫が許すはずがない。夫はGが、貧乏な身分の出身だと早くも見やぶり、成金趣味をからかったりして馬鹿にしていた。しばらくしてデイジーが夫の愛人を車で事故って殺してしまい、その罪をGがかぶった。
男の中の男だのう。だが愛人の夫が妻を殺された復讐にGを殺しにやって来た。
あっというまもなく拳銃で殺されるギャツビー。油断してたんだな。もうすぐ彼女が手に入る予定だとおもっちゃってさ。復讐した男も自らを撃ち死んでしまった。
その後、ギャツビーの葬式はしずしずとおこなわれた。葬式にたちあったのはほんの少人数であった。
そして、デイジーもだれもギャツビーが死んでも葬式にも出ず、何もなかったかのようにに金持ちのせわしない生活をつづけるのであった。
語り手であり、ギャツビーの友人であったニックは、ギャツビーの純な心を思い出し偉大な男だったというのであった。
豪華絢爛たるギャツビーのパーティーは見ものです。きれいです。大人のおとぎの国のようにえがかれてありますよ。まあ好きずきでしょうがね。
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