スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

セルフメイドウーマン    オクタビア スペンサー主演

黒人女性が、大富豪になる実際のサクセスストーリーだ。オンナの名前はサラと言った。アメリカでは、きっと有名な名前であろう。

黒人の変なおばちゃんが、ポンポン事業を立ち上げて頑張った。もともと洗濯婦と言う職業の中でも低い位置の仕事をしていた女であった。旦那からは暴力を受け苦しんでいた。なんとかこの苦しい境遇から抜け出してリッチになりたい、幸せになりたいそんな願いが心に浮かぶのだった。黒人が白人社会で身よめられようと思えば、やはり実績とお金が必要なのだと言っている。

苦労しすぎてとうとう頭の毛が抜け落ちてしまった。そんな時ある女からヘヤークリームをもらったのである。それは少し香りのきついものであったがつけ続けていると頭の毛がどんどん生えてきた。

このクリームを世の中に知らせて髪のことで悩む女性たちを助けたい、そのように思った。

ヘアークリームを作った女は彼女が黒人なので街で売ったりすることを禁じたのだった。それならばと女は自分でヘアクリームを作ることを考えた。いろいろ研究開発して良いものができた。それを街で売り出したところどんどん売れることがわかった。

このことをきっかけにして量産しますますこの部屋クリームは評判となっていった。だが最初にこのクリームを作った女は真似をされたと言って怒っていろいろな妨害をしてくることになる。

お金もできて家を買い優しい旦那とも結婚した。家の中はもう工場のような状態であった。これではいけない新しい工場を1つ作らなくてはと物件を探して回る。そのようにして次々と人も雇うようになり次には弁護士も雇った。多くの黒人女性がこの工場で働いたり、それを街で売って歩くセールスガールがたくさん雇われた。

 

どんどん大きい規模にしていく女を見て、旦那は自分の立場がなんとなく居心地悪くなってくる。そして月並みなことだが、とうとう浮気をしてしまうのだった。実業家の旦那とは辛いものである。

家を追い出されてしまった旦那。それから以後も、娘らとともにニューヨークのハーレムにデンと店を構える。アメリカ中に彼女の支店ができそこからセールスガールたちが羽ばたいていった。

大きな屋敷を構えた場所はあのアメリカの世界の大富豪ロックフェラーの家の隣であった。

ただロックフェラーには滅多に会えるものではなかったらしい。

その後彼女は自分の道を堂々と歩き、また別れた旦那は新しい女性と人生を送るようになった。

寂しいことだがそれぞれの人生があった。f:id:dekochanya:20200626183919p:image