スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

映画 ボーダー …アルパチーノとロバートデニーロのコンビ 1910年公開

テレビで偶然見たのだが結構面白くできてるなと感心した作品でした。デニーロはともかく、パチーノもでていて個人的にパチーノファンではないために大丈夫かなあと最後までかれの演技を心配していました。パチーノは何というか変な野郎で今回の役柄も変なやくであった。かれ自身の演技がゆるいというか伸びたゴムのようだというか、いつもそんな気がしていて、この人本当にやる気あるの?と首をひねる作品がちょこちょこあるわけです。監督や脚本のミスでしょうか。

警官のデニーロとパチーノはコンビを組んで長年、事件を解決してきたが連続殺人が起こり、罪のある者、前科のある者みのばかりが十四人も殺された。ヤクの売人、少女誘拐殺人の罪人などで無罪放免になっているものたちが拳銃でやられたのだった。犯人は警察の中にいるといううわさがながれデニーロが疑われる。デニーロはいつもすぐカッとなりやすく拳銃も超上手いのでうたがわれたのである。だが本当の殺人者は、相棒のパチーノであった。精神鑑定を受けた際、パチーノは模範的な答えをこたえていた。デニーロは怒りをぶつけたりで支離滅裂であった。誰もがデニーロを疑った。一緒に行動する中で パチーノが犯人であることがわかり、二人で撃ち合いになり、パチーノは死ぬんです。此れでやれやれです。
デニーロが主役のようで、真面目に取り組んだ映画でした。アルは引き立て役というか、締まった演技ができないからしかたないのかも。セント オブ ウーマンなんかひどかったですよね。インソムニアもやっぱりよくわからん話だったしな。狼たちの午後でもアルはひどい演技をしているように見えたが、あれは幻だったんでしょうか。こん回は近藤正臣のようなキャラで、何とかうまくやり抜けたとおもわれる。さすがに、デ・ニーロの顔を汚すわけにはいかなかったのだろう。
他の検査の女や上役の黒人ボス、黒人女性の上司などの配置が上手く出来ていて 、いかにも警察映画ミステリーアクションだなあと久々に楽しく見たのだった。
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ボーダーとは精神的に境界線にいる人格のことらしい。この状態はとても不安定で普段おとなしい人が突然豹変したりする。

 

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