スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

おしゃれ泥棒 (米) ウィリアム ワイラー監督 ピーターオトゥール オードリーヘップバーン

何の泥棒なのか、ブランドのバッグや、洋服や、アクセを盗むのか。おしゃれという名詞は 抽象名詞でなので、何を盗むのか意味がわからなくて、ずっと悩んでいたのだ。how to steal a million   と言う英語題名であった。

オードリーが出てくれば、なんでも良いと言うわけには、いかない。それで、ピーター、オトゥールを

相手役に持ってきたのかな。  随分昔に見たのだが、全然パッとしなくて、記憶に残らない映画だと思っていた。

もう少しは、面白くもできたのだろうが、これを作った人は、全く真面目な人間だったのだろう。面白みに欠けるところが難点だ。うま味のないビーフジャーキーといったところか。

 

ヘプバーンの父親が、贋作作りの名人でゴッホなど有名な画家の作品の偽物を作っては売りさばき、

金を手に入れていた。娘はそれをやめて欲しかったのだが、父親は、とうとうチェリー二のビーナス像まで 作ってしまった。

それを知った美術館が 本物と思って、物々しい警備でやってきて、美術館に持っていった。

電気の警報光線を張り巡らせた部屋にビーナス像を飾ると 大勢の人々がやってきて、その贋作のビーナゥを眺めては帰っていった。

如何にもこうにも、納得のいかない娘は 家の絵画を調べにきた諜報部員のピーターにその偽物を美術館から 盗むことを依頼する。ただ美術館の警備は厳重であった。

美術館に、偽物はいけない。ただ ピーターはそれが偽物だとは知らないのだが、娘の真剣さに胸打たれて 協力するのだった。

娘はいたたまれな気持であった。パパを愛してはいるが、やっていることは許せない。

しかしオードリーは掃除のおばさんに化けて 二人で、像をぬすみだしたのである。

ピーターの顔も そう言えばなんか胡散臭い感じで泥棒役もやぶさかではないふんいきであった。

 

ナンダ、おしゃれって、美術品のことだったのか。でも、ピーターの乗っている車は淡いレモン色で(こんな色の車は見た事がない)かっこいいし、ヘプバーンもおしゃれしてこぎれいだし、ピーターも人形のリカパパのようで身ぎれいで紳士っぽい。

まあ、「こぎれい泥棒」とでもいったほうがよいであろう。

 

車は、ジャガーという種類らしい。

 

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ことをいらいしてしまう。