サイコなホラーな作りになっている。特別名作というわけでもなく、何処かで聞き知った様な内容。
暑さマケのおまじない。いかにも、なさそうで、ありそうな現実感がこわいですね。
今までのサイコ映画を整然と探索して、綺麗にまとめれば、こういう映画になるということですか。
双子の少年の元に整形手術を受けた母が帰ってくる。キミの悪い包帯のマスクを被り、本当の顔は見せなかった。双子のぼくちゃんたちはこれは、本当のママじゃないと、思う様になり、それは確信にまでなってゆく。双子の可愛らしいぼくちゃん達もよく演じたが、母親役のナオミワッツが、マスクをとって本当の顔を晒す場面では、術後のテカリが残る黄色っぽいブヨついた皮膚が印象的だった。メイクさんもよくやるよ。
双子の1人はもう1人に早くこの家から逃げようと必死に主張するも、もう1人のぼくちゃんはモジモジしてばかりで、ハッキリしないのさ。
最後は、お決まりのどんでん返しで、フィナーレ。チャンチャン。