最近はやはり、家康人気が優勢でござるな。歴史探偵でもやってたし、北野武監督までこのフィーバーに乗じて映画を作っちゃったようだし。お題は「首」やって。タケシ自身が秀吉をやるそうですわ。こけるでこれは。
数馬は、本当は、家康のために秀吉の元へ行った。だがコレは人質の様にも見える。妻も息子も家来も引き連れての大阪への引っ越しとなった。家康の大切な重臣が秀吉の家臣になってしまい、とてもガックリはしたものの、敵を欺くには、まず味方からと言うではないか。
カズマの言葉に、涙する家康がいた。
そんな気もする。数馬は妻も息子も人質に取られた様なものだ。家康の悩みは増えるばかりであった。真田昌幸が、信濃の家康領の上田城に勝手に居座って、我が物顔で通していた。真田は武田信玄 勝頼ーからの家臣であった。それ故に家康にはリベンジを考えて居たのだろう。
歴史探偵では、家康の愛した香について話していた。「月下の風」というような?名の香木で、これを大切にしていた家康。
シブ過ぎるその香り、信長や、秀吉とは正反対の地味な香りではあるが、静かに寄せてやまぬ月の光、広いススキの野原に、一人立って耳を凝らす家康、そのような香りであると、出演者が言っていたね。