2019-01-01から1年間の記事一覧
8000もの兵馬俑を見つけたのは、普通の農民だった。1974年のことだ。 毛沢東の政治が敷かれ、共同体で生活する人民たち、その中で、農民たちは何でもかんでも平等に分ける法律のもとに生きていた。 文化大革命の最中でもあった。過去の遺産は全て破壊しよう…
三時間以上もあるシンドラーを見るか、ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を完読するか、どっちがいいの?と自問自答してというのは嘘だが、今流行りのシンドラーを選んだ私。スケートの曲にも選ばれてるっていうじゃないの。 リーアムニーソンという俳優…
これは、よくわからん映画であったなあ。結局犯人は逮捕されず、誰が犯人かわからなかった。怪しそうな奴は、二、三人いたけどね。 クレアという女性探偵だが、なんかおどおどしていて真面目そうなやつであった。それが、現場の被害者の家に住むようになって…
行持とは、修行をずっとやっていくと言う意味である。休むことなく日々努力してゆくのだ。 まあ、そう言う気持ちが最も大切なのだろう。 いろいろな修行僧のぎょうじの在り方を述べてゆくものである。 だから、短めの文章の集まりである。 宇治拾遺集、今昔…
間口は狭いが中は結構広い食堂だった。ランチが人気で、カウンター席もある。高齢者の夫婦、もしくは、独居老人の男性が、ふらっと、ランチを求めて入ってくる。 座敷席には会社の女性たちが、グループごとに陣取っていて、やはり皆ランチを注文していた。 …
やっぱ、ガセだったか。トホホ、柴咲コウの長い髪が無駄に綺麗だったが,監督は、わざわざ柴咲の後ろ姿に、、すがりついていた様だった。あとは特に、何もないからでしょうね ただね、小さなトイレに閉じ込められてしまった二人といった様な苦しい作品。 おわ…
雨の降る日に、現れる死神の金城は、この人と狙いをつけたらそいつを死に追いやる役の天上の悪魔?であった。 ただ、よく躊躇してしまい死を遂行出来ない事がある優しいヤツだった。 孤独な女の小西は都会で一人暮らしだが、両親も婚約者も皆死んでしまった…
やっぱりガセだったか。大袈裟な題名で、ケビンコスナーまで使っている。 ケビンコスナーも、頼まれて、仕方なく出たのかも。断ると怖いからナ。 人質に、エホバ信仰の家族の男の子を人質にして逃げるのだった。脱獄の犯人のケビンコスナーは、 やっぱり、女…
正法眼蔵(ショウボウゲンゾウ)という読み方も、はっきりとしない私だが、母の葬儀の時に唱えられた経であり、興味を持った。 母はどういう人間だったのか、まずは、はっきりしない。 それがとても、悲しいのです。私は愛されていたのか、愛されていなくても…
あるスウェーデンのオレグという青年は発達障害という病気を持っている。 コレは遺伝的な病気であり、脳の器官に異常があるために、精神にも異常をきたしてしまう病気である。だが人それぞれに、苦手分野も各々で、こだわりの人や、光や音の敏感な人、などほ…
宮崎勤から大阪の小学校、秋葉原、秋田の子供殺人と色々な囚人と、実際に獄中で会い、話を聞いた著者の本である。 それは相当の重圧とストレスがかかるものである。 殺人犯と面と向かって話して、何とか心の闇を紐解いて行くのである。 彼らは、家庭において…
「NHK 仕事の流儀」なんか伊勢志摩のサミットの時、世界のトップが食べた料理を作った人だ。 めっちゃ忙しい二児の母でもある。 その忙しさは、目が回るほどだ。 アワビを看板メニューにしていたのだが、アワビが、激減し、スペシャリテをエビフライに変える…
第一部に続き、ファウスト 第2部である。第一部も今一つあやふやな上に、2部となると、もう混沌の極みである。 ただゲーテは美しい作品をたくさん作っている大文豪であるので、そんなドンチャン騒ぎも許すしかなかろう。 ギリシャ神話の解説ばかり続くような…
ベネディクト カンバーバッチが出れば、大抵の人が見ることになるだろう。 人を惹きつける狐眼の男だからな。 こんな顔の人って意外に多いのよね。やはりちょっと奇人変人の人が多いみたいね。 ドイツのヒットラーとイギリスが、戦っている最中に、ドイツの…
麻生久美子って知ってた? まあ、見たことはあるっす。 田舎の蔵から沼の砂を干した土砂がいっぱい首も顔も埋まるほど出てきた。 これに水を入れますとすぐに沼ができるから、インスタント沼と言う。 ただそれだけ。いやーひどい暇つぶし。 かっぱを追いかけ…
美波という女優は、綺麗ですね! 演技も決めている。 顔が綺麗ばかりではなく、声もチョッと独特の響きがある。 美しいだけでなく、変に演技や発声が上手いので、参った。 手塚治虫原作というので、少し陰気で、ねっとりしたしつこさが残る。 病的な作品なの…
映画界の大物フィクサーの イーストウッドの作品。もう誰も、この人を押さえつけることはできない。恐ろしい力をもつ男。 映画の島はこの人のものだから。夕陽のガンマンが、いつの間にやら、権力の鎧を着た大ボスとなって登場して以来、おかしなものばかり…
雪の中をひたすら走る雪国列車は、とても長くどこまでも走り続ける運命にあった。 温暖化が進んだ地球には、すでに食物もなく、動植物も息絶えていた。 選ばれた人々のみが、列車に乗り込み、温度は適切に操作され、食物も、水もあると言われていた。 だが、…
潮出版の、ゲーテ 全集一巻より、穏和なクセーニエという箴言集の様なものを得た。 私の持っている全集には載っていなかったので、「zahme xenien」から 探してゆくという事までしてしまった。 ゲーテ 晩年の、とはあっても、82歳で亡くなるまで若い頃から貯…
ヘンリーフォンダの西部の男が、かっちょ良い。復讐するは、チャーエルズ ブロンソン。 音楽は、エンニオ. モリコーネである。 ブロンソンは、灰色の狼の様な感じ、フォンダは飢えた砂漠のハイエナの様な卑しさだ。 その卑しさが、ウェスタンを、面白くして…
池内は、ドイツ文学の一人者として、世間にゲーテのことを、お知らせしようと努めたらしい。 だからこの様な、わかりやすいハードカバーの本を出したのであろう。 まるで少年少女のアンデルセン童話を読む様に読めるのである。スッポコは、ゲーテ全集のファ…
ある日突然、二酸化炭素が、充満した大気。酸素が欠乏してしまったら、人間どうなるか、を描いたパニック映画である。 パニックに次ぐパニック、人が、どんどん酸欠で死んでゆく。道や、車の中にゴロゴロ死体が転がっている。 これは大変だ!一刻の猶予も無…
すごくサイケなお題である。ひと時代前の映画なので、なるほどと、時代を懐かしむこともできる。 虹の研究をしている博士の館で、次々と殺人事件が起こる。 皆が、「虹が、虹が見える!」と言って狂い死にするのだった。 家族は、博士夫妻と、息子二人と、そ…
素晴らしい香りの香水が作りたい,ただそれだけの目的を持つ男が現れた。 ただそれだけの、統一されたお話なので,とても分かりやすい。 パリのドブ板の中に産み落とされた男児は、孤児院を経て,皮職人の親方に引き取られて働いていたのだが,ある日、美しい…
ゲーテの第一人者の池内が、書いた軽妙なゲーテのあれこれといったところかな。 啓蒙思想時代の少年が、ウエルテルで、大ブレイクして、ひとかどの大作家になっちゃう。 彼の若い頃は、ちょっとへらへらのぼんぼんだったのにだ。 田舎町のワイマールの責任あ…
まず題名が綺麗でよい。坂道が多い長崎の町である。ああ、コレが、小松菜奈かあ、フームネ。 金髪の不良高校生の中川か、 朝ドラ夏空で、すずのダンナになってた。フームネ。 あれれ、お坊ちゃんのガリ勉男は知念侑李って知らねえなあ。見た様な気もするが。…
なぜ今、また 樹木希林なのか、まあ、まだ一周忌にもなっておらんしね。 霊界と、現在の世界をツナグ役目を負った人間、樹木希林と、その孫の松坂桃李。 この映画では樹木希林は、うまく演じていると思う。クセを出さず、尚且つ自然さに溢れていた。 妻、子…
若い人気の俳優ばかり集めたと言う感じになる。 内容は、特に何もなく、面白いと言う人もいるが、面白いわけでもない。 沖田監督は小栗旬と役所で、キツツキと雨、を撮った監督だ。この映画は、意味もあり、かなり面白かったが、 コレは、どういうわけか、フ…
書くことがないので、これを書いている。まあ、あまり感心しないコメディーで。 と言っても、1パーセントの退屈しのぎにはなった。 これってよくある、男と女の入れ替わり作戦みたいなもの。 ある日突然、男女が入れ替わる。今回の映画では、会社の社長と、…
エヴァ、それは、アダムとイブのことかな。 このエヴァという女の子は活発で、美しく倒立歩行も得意なお茶目な女の子だ。 アレックスは、ロボット工学の研究をする男性。大学で研究していたが、今では一人で、やっていた。 人間に近いロボットを作ろうとして…