スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

スノーピアサー   ポン ジュノ監督  韓国製作  2013年   

雪の中をひたすら走る雪国列車は、とても長くどこまでも走り続ける運命にあった。

温暖化が進んだ地球には、すでに食物もなく、動植物も息絶えていた。

選ばれた人々のみが、列車に乗り込み、温度は適切に操作され、食物も、水もあると言われていた。

だが、列車の最終列で位のない人々には、お互いの肉を食べて生き残ろうとする地獄の世界が待っていた。

逆らえば、即殺される恐ろしい列車であったが、外に出ても、凍結死が、待っているだけであった。

 

温暖化を防ぐために、科学者たちは、全てが凍結する、薬品を撒いたのだった。

地球は、雪と氷の地になったのだ。延々と続く氷の世界で、生き物は生きて行けない。

 

最近の事だがスエーデンの女の子で、温暖化について、グレタという少女が、マイクの前で叫んでいる。映画を見ていると、食物の激減が、最も早くにやってくる様に思う。次は、未解明の病気なども、あるだろう。

これは、やはり本当のことかもと思える節がある。

 

日照りが、何日も続く様になった。

いつまでも涼しくならない秋。生まれて初めての雪のない冬。見慣れぬ雑草や、蔓草の旺盛な繁殖ぶり。

以前にはなかった事である。庭では、つる草がつつじや、樹木にまくれつき、見苦しい姿になって

丸まっている。

 

列車の最前列の方では、位の高い家の子息や、妻が、まるで、デパートか美容院に行っている様に

楽しんで生活していた。プールつき住宅。ガラス温室の甘い果物🍊🍇。。そして小学校などの施設も、揃っていた。踊ったりのクラブ、ディスコもある。麻薬も蔓延している。

絶滅したはずの、牛肉に舌つづみする王様の様なリーダー。

 

画面が全て暗く、良く見えない。またストーリーも重く鬱蒼としている。

外の世界が失われた世界なので、鬱血してくる感じがする。

 

これはまずい。どうなるのかとついつい最後まで見たバカな私。すっかり時間を食ってしまった。

それから、畑に出て、草刈りをして、ミニトマトを収穫して家に帰った。

それにしても、今日も暑い!まだ、これから、温暖化は続くことだろう。

 

 

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