温暖化のDVDを見たのだが、長期にわたるガソリン需要と、排気ガスによる被害が著しい。
原油を掘り出している地域の住民のかかる病気もひどいものだ。
一日中、ガソリンの炎がオリンピックの火のように地上にボーボー燃えていて、そのガスが、喘息、皮膚炎 ガンなどを引き起こしている。
発展と進歩をスローガンに目指してきた人類は、くだらぬことばかりしてきてているという趣旨で、進んで行く。
若い女たちが、大きなカッコイイ車で走る回っている。これは、何事だろうか。
不信を感じる、そのニヤリとした顔がいんしょうてきである。
モンブラン地方に住む山ガイドのおじいさんは、氷河が、どんどん溶けて、深い谷が現れた事を強調する。谷に降りるハシゴは150メートルになり、毎年、継ぎ足して長くなっていく。
雪が降らない冬を、わたしも初めてこの令和元年に経験した。
初の五月に出たタケノコは、何の風味もせずに、ダイコンの茎のような味であった。
フキに付いても同じように、香りがしないのであった。
あちこちの店で買ってみたが、やはり同じであった。
この変化は、何かおかしいと、いってもいいだろう。
雪の降らない地域に通年住んだことのない私にとって、雪が降らないということは、どういうことか、
まだよくわからないが、山の水不足が一番心配なことだろう。
水を大切に使わないウチの主人は、車族の男であり、最近体調がすこぶる良くない。
だんだん作物も、日照りで、できなくなってゆくだろう。
私たちは食べ物がなくなって、「なんとか飢饉」と同じ状態になる可能性も出てくる。
地上から食物が消える日もそう遠くない。
そもそもタネにしたって、F1とやらが優勢のため、固定種が脅かされている。
固定種は、生き残ったタネだから、病気にも強いし、代々蒔けば、実る植物である。
乾燥して暑い夏と豪雨が襲うようになる。これも辛いね。
暖かい冬で、害虫も大発生。強い農薬、のイタチごっこ。農業はますます難しいものになるだろう。
発展をして大きな工場が建てば、環境は害されるのではないか?お金儲けのために、大切な命を売り渡すのはもうゴメンだ。
人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか (ブルーバックス)
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