スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ヒットラー  最後の12日間   

コレは実録映画だろうか?ヒットラーの第一の子分はヒムラーだったが、彼は医師で、傷ついた兵士の治療に当たっていた。ヒットラーのそばにいたのは、へんてこりんな大臣だったな。ゲッペルスかな。

ヒムラー以下、2000年帝国を作る予定のナチスだった。ソ連の一億5000万の人々をも殺す予定に入っていた、自国ドイツの人民も、焦土作戦でやきころしたヒットラーだった。

 

スッポコは、ハンナアーレント全体主義の起源3を読んでいるところだったので、ヒットラー以下許せない気持ちでムカムカしていた。

連合軍に囲まれたヒットラーは、遂に死ぬ覚悟を決め、お付きの兵隊も、次々に命をたつ。

もう修羅場であるし、ヒットラーは最後まで大将の威厳を保とうと必死であった。

彼の軍隊は実は、重々しい制服を着た、いい加減な軍隊であり、実は弱いものだったと、アーレント

批評する。彼らは皆ロボットのような存在で、自分たちの意思を持てないようにされていると。だから技術の向上は見られないのである。

個人的な思惑が重要になる芸術家などは最初に殺されていった。ユダヤ人の医師も殺される。次はユダヤ人たちがごっそりと捕まり600万人以上が殺されてゆく。そんな中でも、ヒットラーは、涼しい顔で生活していた。

ヒットラーの政策は民衆の力を借りた全体主義で、今まではなかった全く新しいものだったのだ。

お馬鹿な民衆をが役に立つのを初めて試した人間であった。今まで民衆と、政治は分かれていたが、このロバのような民衆が今役に立つと見極めたのは、ヒトラーーが最初であったとアーレンとはいう。次々と警察、を秘密警察として手に入れ、政治も乗っ取ってあらゆるものに、シンジケートをおいてスパイしを置いて監視した。不穏な動きは決して許さなかった。こうやって、権力の全てを自分のものへとしていった。考えられる権力という権力である!恐ろしいヒットラーに逆らえるものは誰1人いなくなった。

最後まで、部下は命令を忠実にこなしていった。

最後は、時間前に結婚した女性と2人で死んでゆく。怖い話。ただこの映画が、本当は何を言いたかったのかは、言葉ではいま、表せないように思う。