スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

子供が危ない  江原啓之  

大人でも生きにくい今の世の中、道しるべとなる 標識も汚れてしまっていて、なにが書かれているのか、見えない。まるでソドムとモゴラにようにみえる街。初めはいくつかの小さな虚偽から始まったに違いない。それが、大きな不正や、盗難や、悪意の入江の様に広がっていったのだろう。そこでは、親も子も本当の愛情を知らずに、全てが物質的であり、金銭に換算できるものとなってしまった。

今の地位を失いたくない、たとへ誰かが苦しむとしてもーそんな物質主義の親たちが、計りで子供の値段を測っている。半分は、スッポコの感情を混ぜて書いてしまったが。

犯罪では、弱いものをターゲットにして、女子、老人、子供たちを狙う事がとても多くなり、それを卑怯ともなんとも思わない、遊び感覚のお試しプレイ的なものが増加して来た。けれども、本当は、重大な罪に当たる現実だとしるべきであろう。誰が裁くというものでもない、多分‥、まだ予知して言い切れないような。皆が同じ方向を向いているということもある。いわゆる全体主義的に見えるのである。大多数の人々が、黒を白だと言い張れば、それは白だ、というわけだ。

不気味なカラスの様なくぐもった声で子どもを鼓舞し、未来的には恐ろしい犯罪にも繋がることさえある。過去に起きた大きな事件は心を持たない子供達の犯罪であると江原はいう。

最近の子供らは、「純粋無垢」な世代が出現して来た。すぐに騙されたり、洗脳されたりしてしまう。これは今の世代にとても多く、次は我が子というのが本当の現実であると親は心すべき緊急事態だと、スッポコはおもう。およそ昭和50年以後を大体無垢の世代というらしい。