一人っ子で過保護に育った女の子22歳という設定。主演は日本一のカマトト女優 高畑充希である。
専業主婦の母親は、朝から晩まで、カホコにべったりである。カホコは、大学キャンパスで、絵画に命をかける様な若者 竹内に出会う。すんばらしいです!と過去語を使うカホコと知り合いになる。
彼は、事情があって孤児院に育ち、苦労して大学に行った男であった。彼の母親は、子供を捨てるという暴挙に出てその時以来行方不明で、彼の心には大きな傷が付いていた。そんな彼の絵は何故か、カホコを惹きつけ、なんという素晴らしさ!ピカソを超えてる!ピカソより凄い画家になる人!だと、彼を本気で褒め称える。大げさとはわかっていても、カホコの言葉は彼を慰めた。2人はお互いに惹かれ合うが、カホコのの親たちに大反対される。身分が違いすぎる。あの男の素性は怪しい。そのようなことを次々と言って特に母親はカホコを苦しめるのだった。
時折親戚中が集まって会食をしたり誕生パーティーをしたりする家族同士であった。
ただそれを若い音楽家を目指すカホコのいとこの女の子は大嫌いだと言い放つ。彼女は手首を壊して、もうチェロが弾けないと絶望の最中にあったのだった。彼女は重症であった。心が。そして、カホコの彼氏の竹内に近づいて誘惑しようとしたり、悪い仲間と車を乗り回して家に帰らなくなってしまう。
カホコはいろんな人を幸せにしたい。私だけが幸せなのは嫌だ、このすんばらしい家族のいろいろな人たちを一人一人幸せにしてあげたいとおもう。幸せにしたいと言って四方奔走するのだった。カホコの直線的な考え方、そして不器用な表現力、なかなか思ったことを綺麗に表現できずに、言葉に表せないもどかしさがあったが、誰にもカホコを止める事はできないのだった。こんな馬鹿カホコに、ゴーゴーとエールを送りたくなるドラマだ。
嫌われ者の世間知らずの 甘やかされて育ったアホな娘ではあったが、心の純粋無垢なところは誰にも負けず、大きな愛に燃える女性であったらしい。
相手の竹内もうまく演技してキモ系の 高畑相手によく頑張ったと拍手だね。 歌は 星野源だった。