スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

先の12月12日  NHK放送   「追悼  高田賢三」

純粋に服を愛し、純粋に人を愛した  という題名でした。語りは元木雅弘で当たり。

でもこの高田賢三のこと書くのコレで3回目なんです。てへ。

関係者のデザインナーやら、一緒に働いたスタッフ、長きにわたる友人たちのインタビュー。

ジャンポールゴルティエも多く語る。島田順子、コシノジュンコは当たり前友人インタビュー。

皆が同じく言っているのは、純粋、一生懸命、優しい、面倒見がいい、などがあり、いろいろな人をパリへと導き、仕事の案内をしてやる。感謝しているという友人たち。

 

旅館の家に生まれた賢三、外大をやめて、東京に出る。そこでコシノジュンコらにあう。

学ランを着たままの賢三、2年経っても学ラン姿の彼に、この人本当にデザインナー?、ファッション関係の人?と、不思議に思ったそうだ。

彼の純粋なハートは何年経っても、パリに行ってからも、変わらなかった。

パリに本腰を入れて仕事の拠点を置き、そこで活動し始める。

彼の生み出すプレタポルテは、皆から喜ばれたのだが、彼の人間的魅力が一番受けたのではないだろうか。

イブサンローランなどのオートクチュールの巨匠たちと二分した自由な世界ではばたきつづけた。

世界に多くの店を出した華やかな時代が終わり、不景気な時代が訪れ、ケンゾーブランドを売って手放した。

この大痛手の後、彼は変わらずにデザインを続けていたが、9月コロナの猛威に倒れてこの世を去った。

最後にこんなことを言うのは申し訳ないが、優しいだけでは生きてゆけないということだ。

あれ?!前回と同じこといってるスッポコでした。

 

 

夢の回想録 高田賢三自伝

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  • 作者:高田 賢三
  • 発売日: 2017/12/16
  • メディア: 単行本
 
Kenzo―高田賢三作品集

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