スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

長生きしたけりゃ医者の言うなりになるな 2013年 高田明和 著

 

 

高田は医学博士であるから、科学的分野からも食べ物と人間について書いている。

モデルやタレントは、職業がらからか、とても痩せている人が多い。

今やダイエットブームは加熱している。

このような動きをしてウオーキングすれば二の腕はスレンダー、胸はモッコリ、そうしてタコ踊りのようにして歩いている若い女性を見たことがあるが、胸が痛む。

 

アンチェンジングのための情報も多そうだ。だが、年を取らない人がいるだろうか、

老人になって死なない人がいるだろうか、とフッと虚しさを感じてしまうスッポコである。

 

ピチピチして動いている時は、誰も、自分が、腰が曲がってしわくちゃのオババになるなど想像もしないだろう。

 

まあ、高田は医学者であり、多方面からアドバイスが出来るので得している。

まず肉、肉が大切だと。

 

肉を食べることは健やかな老いには必要である。

肉にはビタミンB群、E、鉄分などが多いので、肥満を防ぎ、若さを保つことができるのだ。

肉にビタミンEがあることは知りませなんだ。

 

 あと魚です。魚に素晴らしい脂があることは、もう有名です。

 

 ブドウ糖は、脳の栄養源であり、とても大切なものです。これがないと、脳は動きません。

体にエネルギーが足りない時、体は体内のタンパク質を溶かしてエネルギーにできます。しかし脳にはそれができないので、純粋にブドウ糖だけを必要とするのです。甘いものを敵視しすぎるのもまちがいです。

 

うつ病も多いが、薬の依存症になる人も多く薬だけでなおるものではないと。

 

コレステロールも、大切で多少高い人の方が有利であります。ただ家族遺伝であれば、高くなりすぎて、危険なので医療に、すがるべきだといっている。

ワテも家族遺伝で数値が高いため、シブシブ薬を飲んで養生している。屈辱である。

 

 

今世界的、いや日本で、ものすごい勢いで糖尿病が広がっている。あの人もこの人も。

この病気も、世界中で、懸命な研究がなされているがいまだに、本格的な究明ににいたっていないのが現状だそうだ。

 

最後に2012年に山中伸也教授がips細胞を万能細胞として発表し、ノーベル賞をとりましたが、

万能といっても 人体や脳の複雑さはそんなに単純なものでもなく、利用するのも、大変な研究が必要になるだろうといっている。

わてが思うに、人体はまあ、神の領域に属していてなかなか人間の自由にはならないものなのではないかと思う。

 

霊的なもの、神的なものでもある人体に対して人間はまだまだ挑戦をして行き続けるのだろうか。

そこに、何か微妙な虚しさを感じるスッポコである。

 

医者が、個人の霊的な歴史を考えて治療をしているのを見たことがないので、ワテは信用していないというのが本音である。