スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

マロノ ブラニク  トカゲに靴を作った少年  2017年  

78歳となった、マノロは、スペイン生まれの男だった。子供の頃は、蜥蜴と遊び、野原を走り回っていた様だ。海も山もある地域で伸び伸びと育ったが、わんぱくとわがままを心配した両親は、彼をスイスの寄宿舎付きの学校へ入れる。

大きくなって、デザインナーになりたいと思う様になったそうだ。庭の木陰で、青いトカゲにチョコの銀紙で靴を作った。それが始まりの様なものだったのか。

デザイン関係の人々が多く出演して、彼のことを話す形式だ。

ピカソの娘、ヴォウグの編集者、お歴々。ミックジャガーの最初の妻、ビアンカジャガーもマノロと親交があった。

ノロの両親はオーストリア ハンガリー チェコ出身らしく、多くの言語が話せたそうだ。

早速パリで修行を始めたマノロ。その後は、刺激的なロンドンのファッションに入っていく。

王妃ダイアナが、彼の靴を履いたことから、彼の靴が知られる様になり、お客が殺到した。

 

デザイン、履き心地、走れるハイヒールと色々。

有名になって、目を白黒させるマノロ。そうしながらも、ミラノに自社工房を設立。今日も一つ一つ、彼がデザインして、靴を作っている。手作りにこだわる職人気質なんだろう。

毎日同じ店を訪ねては食事を取る彼、家族の様な店のスタッフである。

彼はお金持ちになっちゃって、すごい三日月のお城を買い込んで一人で住んでるのだって。

 

おもろいおじさん、マロノブラニクの冒険はまだまだ続きそうだ。