スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

黒い春  高島政伸主演    2007年

黒い春とは、まさに今の日本のことのようだ。

解剖医学に身を捧げている高島の妻などが、次々に黒い墨状の粉を口から出して、死に至った。

解剖してみると肺は、炭のように真っ黒になっている。

 

この病原菌を探るために医者たちは立ち上がった。

琵琶湖周辺に生えている何とかと言う花がサビ病にかかり、それを触った人がそのこの黒手病にかかるということがわかった。

このウィルスは聖徳太子の昔、小野妹子たちが遣隋使として中国に派遣され、そしてお土産として持ち帰ってきたものらしいと、言う考古学者の見解があった。この考古学教授も同じ病気で死んだ。ただ、遣隋使の時代というのはかけ離れているのも謎であった。

その遣隋使の石棺を触ったものは皆死んでいた。だがこの病原菌は人間から人間に移ると言う事はほぼなくただその草花を触ったりしたものがかかると言うことであった。

 

このようなミステリアスな現象が黒手病にはあった。この黒手病と言うのはつまり黒い咳が出てそれを受ける手が真っ黒になると言うことから黒手病と言う名がつけられた。

妻がなくなった高島など、また恋人をこの病で亡くした研究員などが必死になって原因を探すのだった。

結局はっきりした原因は追及される事はなく、また政府の圧力もあって、真実であろういろいろなことが伏せられてしまったのだった。その後はただ亡くなってしまった者たちへの安らかな眠りを祈って生きていくしかないのだった。

 

黒い春

黒い春

  • メディア: Prime Video