スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ジュリアス  シーザー  シェークスピア作

ジュリアスシーザーの名前は余りにもにも有名だ.ファミレスでも、シーザーサラダは人気であるし、私自身も生野菜にシーザードレッシングをかけてパリパリ食べると決まった様な気分になれる。共和制であったローマに君臨した将軍だが、.民衆らの側に立って領土など与えたために、貴族らで構成された元老院たちが、大反対をし始める。

彼らは共和制と言っても、平民を搾り取っては甘い汁を吸い取っていたからだ。シーザーを王にと立ち上がる平民の熱を冷ます為にも、シーザーの暗殺を考えた元老院たち数十名も.だが実際に剣をにぎって、シーザーをたおしたのは、キャシアス、ブルータスなどの主だった者らであった。

シーザーは占い師の言うことも聞かず公の場にあいさつに出る、喜び迎える民衆らの顔を見たかったのだ。その人気に王に相応しいシーザーを憎む面々がいた.イタチのように心が狭く利権のことしか考えていない輩だ。

 

殺されてからは腹心のアンドトニオが、指揮をとり、元老院の目論見とは反対に、あれほど嫌がっていた帝制ローマが生まれ独裁制が始まっった.ローマの歴史を語るときは重々しく語るべきであり、茶化してもなにも良い事はない。シーザーの暗殺を境に、ローマの政治は腐り切っていた共和政治は終わりを告げた.シーザーは今でも世界中が知る偉い大将軍でありガリア戦記ではその教養高い文学も披露し、戦いの作戦でも心理の先手を打って読むことが出来る将軍あったと言う.ブルータスは実はシーザーの庶子であったともいわれ,因果な事に悪い意味で今もって覚えられている名前である.どうしてこの様にシーザーを尊敬しながら慕いながらなぜ、亡き者としなくてはならなかったのか。

実直で嘘がなく、だれからも信頼されていたブルータスであったというが、そういう男ほど、視野せまくなり、騙されやすいのかもしれない。

蜷川幸雄演出のシーザーでは、ブルータス役になんと、阿部寛.大柄でローマを愛するブルータスは、シーザー暗殺を持ちかけられて深く悩む。彼は、それこそ本気で考えていたのだ。共和性であったローマがシーザーによって、王政に変わってしまうのがゆるせなかったのだ。キャシアスなどの仲間にそう言うふうに吹き込まれたと言っても半分はあったっているだろう。まじめ一方のブルータスを元老院達は利用する事にしたのだ。ご存知の様にそうやって仲間に利用されて捨て駒にされる話は捨てるほどあるではないか。それにしても気の毒なブルータス!!元老院たちは自分らの座が平民によって奪われていく事に我慢がならなかったのである。シーザーの人気は凄まじく王の冠を彼の頭上に乗せても良いとする者たちで溢れていた。シーザーの死後、内乱となり、元老院派は敗れ、結局はアントニウスが初めての皇帝の座についたのであった。

ブルータスなどはローマのためには共和制の政治がもっとも良いだろうと思い込み、シーザーを排除する他なかったとの事であった。ただ結果は願ったものではなく王というより皇帝が生まれてしまった。

下敷きにされたブルータスは決して憎い相手ではなく誠実さ、純粋さを利用された最も気の毒な男として記憶されるべきであろう。