ホプキンスは、医者だったが、年頃の娘を白血病で喪った。FBIの依頼を受けて、連続殺人未解決の犯人を追う。彼には、不思議な予知能力があって、必ず殺人者を捕らえられると、みなされた。
一緒に組んだ女性捜査官は、心理学者であり、超能力や予知能力などは、非科学的であるとして、否定してかかる。
だが、色々な場面で、ホプキンスに救われて、彼の能力に驚き、信頼を寄せてゆく。
しかし犯人はすごい奴で、ホプキンスと同じように超能力をもった人間であった。
殺されたのは、全て、不治の病に苦しむ人達であった。
他人の病気や経歴、それが分かるのはホプキンスと、犯人だけだった。
最終的な戦いで、女性捜査官を守り、自分が打たれるホプキンス。
彼は思い出した。苦しむ娘に、早く楽にする薬を混入させたことを。
それを知っているのは超能力の犯人と自分だけだ。
愛とは辛く、苦しいものだった。犯人は銃で打たれ即死した。
ホプキンスは、また自由の身となりのんびりと暮らそうと考えるのだった。