スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

リトル マーメイド  1989年   ディズニー

海の神ポセイドンの息子のトリトンは、今は海の王様。広い海を支配していた。

娘の人魚達はおとしごろになっていたが、ある日、人間界の王子に恋をしてしまう。それは人魚にとってとても辛いことだった。

誰もが反対したが、人魚姫はタコの怪物の魔女に騙されて声と引き換えに人間の足を貰うのだった。

 

お城に行ったが、声の出ないアリエルという姫はどんなに恋焦がれても気づいてもらえない。あの嵐の日、王子を助けたのは人魚姫のアリエルだという事は、とても気づいてもらえないのだった。王子はいつまでも自分を助けた美しい声の姫を探し求めていた。

そのうち日、姫に姿を変えた魔女が、王子と結婚をすることになった。みんな大変だー!海の仲間達が集まり助けようとする。

トリトンは魔女にやっつけられて王冠を取られ、金色の三又のモリも取られてしまった。今はただのなめくじのようにハカナイ姿になっていた。ああ、あわれ!

海の生き物達が全力で闘い、ついに魔女は消えてゆく。人魚姫は足まで取り戻し、綺麗な声も取り戻し、王子様とめでたく結婚式を挙げるのだった。尽力したのは、カニと、魚とカモメなど。特にカニのセバスチャンは面白いキャラで特別だった。はとても良い下僕として姫をささえつづける。

初めはユーモアたっぷりで、このアニメもしかしてコメディなのか!と承知してしまっって、けっこう笑えた。

 

でもやっぱりアンデルセン童話では、姫はとても言い表せない苦労をしてお城で、人間として暮らしていた。そして月日が経ち、

とうとう帰る日が来てしまい、海に飛び込むが、泡になって消えてゆくのである。それが、彼女の約束された運命である。姉達が悲しい

かなしい歌を歌って妹の悲劇を見守るというものだった。激しい恋の代償はいつの世もキツイ結果が待っているらしい。

マーメイドは今風の顔とは少し違っているし、濃い赤毛であったし、少し戸惑った。違和感があるだろう。マーメイドのペンケースなど、時々買っていたが、アニメは初めて見た。かなり大胆に、キメタものだ。