スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ヒート アンディ ウオーホール 1973年 ポール モリセイ監督

ウオーホールは、絵画だけでは終わらない人、映画も手がけている多彩な才能。

見出された俳優、女優は多い.これもその一つ。

イケメンの若い男がバッタリ現れて、女を落として行く。

女も、好きものばかりで、このイケメンをほっておくことはない。

みんなヒマで、というより、気晴らしがしたくてウズウズしている。

 

この世は、嫌な雑用ばかりなので、女たちは、気晴らしに好き勝手なことをするようにできているのだろう。

すごい肥満のホテルオーナーは、ホテル代を安くする代わりに、男に、例の勤めを強いるのだった。

ホテルには、いろんな人々が泊まっていて、若くきれいな金髪女は、赤ちゃんをほっといて、遊んでいた。

お金は、金持ちの母親が出すということで、いつも、母親に、お金の無心ばかりするのだった。

バイトぐらいしなよ!と言いたくなる。

だが、甘ったるい声の持ち主で、なんか、労働とは無縁に見える女性であった。

 

だが、この女は、スッポコにそっくりな性格で、恐れ入った。

母親にお金をせびるバカ娘というわけだ。監督は、人間観察に、優れていた!

 

ホテルのデブのオーナーも、スッポコにそっくりで、自分が浮気をしているように思えた。

これは恥ずかしい!   デブでも性欲は一人前以上であった。

 

 

イケメンの男は、立派な体躯で、見るものを快感へとなびかせるのだった。

この俳優も、いち早くウオーホールに見出された男である。

ワオ!という感じで。

 

最後は、年増の女優をこねくり回して、いい役を得ようと必死になる。

女はこんな歳でも、火をつけられた体は男に燃え上がり見境がつかなくなる。

ダメだ、こんなことをしていては、人生が壊れてしまう。

ドラッグの世界に溺れるのに似ている気がする。LAは、ドラッグ天国というわけか。

事実、ここに出演した、金髪の美女は24歳という若さであの世に行ったそうだ。

綺麗な、魅力的な女だったが。☠️。

 

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