ウオーホールは、絵画だけでは終わらない人、映画も手がけている多彩な才能。
見出された俳優、女優は多い.これもその一つ。
イケメンの若い男がバッタリ現れて、女を落として行く。
女も、好きものばかりで、このイケメンをほっておくことはない。
みんなヒマで、というより、気晴らしがしたくてウズウズしている。
この世は、嫌な雑用ばかりなので、女たちは、気晴らしに好き勝手なことをするようにできているのだろう。
すごい肥満のホテルオーナーは、ホテル代を安くする代わりに、男に、例の勤めを強いるのだった。
ホテルには、いろんな人々が泊まっていて、若くきれいな金髪女は、赤ちゃんをほっといて、遊んでいた。
お金は、金持ちの母親が出すということで、いつも、母親に、お金の無心ばかりするのだった。
バイトぐらいしなよ!と言いたくなる。
だが、甘ったるい声の持ち主で、なんか、労働とは無縁に見える女性であった。
だが、この女は、スッポコにそっくりな性格で、恐れ入った。
母親にお金をせびるバカ娘というわけだ。監督は、人間観察に、優れていた!
ホテルのデブのオーナーも、スッポコにそっくりで、自分が浮気をしているように思えた。
これは恥ずかしい! デブでも性欲は一人前以上であった。
イケメンの男は、立派な体躯で、見るものを快感へとなびかせるのだった。
この俳優も、いち早くウオーホールに見出された男である。
ワオ!という感じで。
最後は、年増の女優をこねくり回して、いい役を得ようと必死になる。
女はこんな歳でも、火をつけられた体は男に燃え上がり見境がつかなくなる。
ダメだ、こんなことをしていては、人生が壊れてしまう。
ドラッグの世界に溺れるのに似ている気がする。LAは、ドラッグ天国というわけか。
事実、ここに出演した、金髪の美女は24歳という若さであの世に行ったそうだ。
綺麗な、魅力的な女だったが。☠️。