このドラマは稀に見る傑作だ。
とにかく画面が美しく芸術的オタクが作ったような、いや全てがベストに計算され尽くしたドラマ作りの感性が、見る人を唸らせる。わたしが
唸ってるだけか。冷蔵庫のメモに、(連続殺人鬼カエル男)と書き込んで覚えたスッポコは馬鹿なのか。
カメラの捉え方も結構いけてるし、全体にあくまでも暗く色を落としてブルー、グリーンのセピア色の画面が気に入っている私。
自閉症の障害児で前田航基も、デブながら、賢明な演技で迫って来る。
鶴見先輩と、工藤警部のコンビがとても良く出来ていて気持ちも良い。
最近には見られない変わった脚本と、「カエル」という、可愛らしい名前とは真逆の恐ろしい連続殺人が興味を引く。 蛙男バンザーイ!