悪の華なんて、立派な名前をつけて、フランスのボードレールが泣きますぜ。
だってフランスの有名すぎる詩人なのに、結局、フランス人は理解できてんのかということになる。
まあ、私も理解できんけどね。
ボードレール全詩集〈1〉悪の華、漂着物、新・悪の華 (ちくま文庫)
- 作者: シャルルボードレール,Charles Baudelaire,阿部良雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: 文庫
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シュザンヌ フロンが、おばあちゃん役で出ていて、さすがの演技である。
アンヌという奥さんが、市長選に出て、運動しているが、夫は苦々しく思っている。
どちらにしても、複雑すぎる家族の関係が、見ていてもさっぱり分からんので、面白くない。
分かるようにしなくっちゃね。
奥さんは、うまく票をとって市長選に勝つ。
その頃、夫は、家にいる義理の娘に手を出して、娘に家具で殴られて、あっけなく死んでしまう。
実はシュザンヌ 婆さんも若い頃同じ過ちを犯していた。
繰り返される家族の罪。
シュザンヌ 婆さんは誰と血が繋がっているのか、分からないので、もうしらない。
ただこのような雑多なつながりの家族は、辛い話である。
主題がいいのだが、この映画、
日本ならドラマにもならないような評価であろう。
一体何が言いたかったのか。