スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

悪の華 2003年 クロード シャブロル 監督(仏)

悪の華なんて、立派な名前をつけて、フランスのボードレールが泣きますぜ。

だってフランスの有名すぎる詩人なのに、結局、フランス人は理解できてんのかということになる。

まあ、私も理解できんけどね。

 

ボードレール全詩集〈1〉悪の華、漂着物、新・悪の華 (ちくま文庫)

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シュザンヌ    フロンが、おばあちゃん役で出ていて、さすがの演技である。

 アンヌという奥さんが、市長選に出て、運動しているが、夫は苦々しく思っている。

どちらにしても、複雑すぎる家族の関係が、見ていてもさっぱり分からんので、面白くない。

分かるようにしなくっちゃね。

 

奥さんは、うまく票をとって市長選に勝つ。

その頃、夫は、家にいる義理の娘に手を出して、娘に家具で殴られて、あっけなく死んでしまう。

実はシュザンヌ  婆さんも若い頃同じ過ちを犯していた。

繰り返される家族の罪。

シュザンヌ  婆さんは誰と血が繋がっているのか、分からないので、もうしらない。

 

ただこのような雑多なつながりの家族は、辛い話である。

 

主題がいいのだが、この映画、

日本ならドラマにもならないような評価であろう。

 

 

悪の華 (クロード・シャブロル コレクション) [DVD]

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一体何が言いたかったのか。