スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

キネマの神様  2021年    沢田研二 菅田将暉  永野芽郁   北川景子    宮本信子

上のキャストを揃えて撮った映画ながら、なぜ今更、と言った感が拭えない。数十年前に、「キネマの天地」で、大成功を収めた山田洋次監督であるが、今回は、何か虚しさしか感じない物悲しさが溢れていた。まあ、老人の生活とは、諦め半分だから、まあいいか…

Good bye Charlie

チャーリーは文学部の大学教授であった。しかも、主役はジョニーデップの渋めの変装だ。 文学の中の文学と言った役どころだ。 そんな彼は、窮屈な結婚生活、退屈な教授生活をおくっていた。 「あなたはステージ4の肺がんで、あと余命半年ですね。」 なあん…

テーラー    人生の仕立て屋 2021年

ニコスは、ギリシャで36年も続く、紳士用スーツの仕立て屋の息子であった。父の代から続いた店であるが、このところお客もなく、ギリシャの不景気に煽られて、銀行に家を差し押さえられてしまう。 この大きな危機に親父さんは、倒れてしまうし、ニコスは、…

フィギュアスケート世界大会 金メダル:坂本花織

この人のスケートには、最初から引かれていたので、テレビの前で、ずっと応援もしてきた。変わった変人のようにも思ったが、それが、彼女の個性で、それを捨てたら、ただのスケーターのなってしまう危険さえ感じた。この個性を潰されないように保持していく…

チャーチル  ノルマンディーの決断  2017年

これもウィンストンチャーチルと似たり寄ったりの、内容だった。 やはり同じく、1人で見て涙に洗われていた。 連合軍最高司令官のアイゼンハワー大統領、フランスのモンティ閣下などから、時代遅れな爺さんだと罵られ、自信をなくして、ガックリ肩を落とす。…

ウィンストン  チャーチル  ヒットラーから、世界を救った男  2018年

フランスの最もイギリスに近い海岸ダンケルクの戦いでは、多くのイギリス軍が逗留し、守っていたが、ナチスドイツの空爆を受けてどんどん、死んでいった。何とかイギリスにドイツが侵略せぬようにとの願いも虚しく、イギリスは、追い詰められていた。 これは…

フィギュアスケート  世界大会  2023

自分自身は、特別なスポーツも何もしていないが、フィギュアスケートは特に見るのが好きである。ミュージック、ファッション、柔軟さ、体力、全てが揃わないとできないスポーツである。特に衣装には、目のない私。坂本選手のファンである私は、彼女が、どん…

2023年  WBC

ついに、終わってしまって、有終の美をかざりながらでしたね。 でき過ぎていて、見ているのもはずかしかったけど。 初戦など、前半の試合が、実現した 現地東京では、東京ドームに、はち切れんばかりの観衆が応援を繰り出していた。それは、なかなかに素晴ら…

破傷風

ある日曜日のことだった。中庭でぶらぶら遊んでいた私の足の裏にちっぽけな針金が突き刺さった。。チクリ!といたかった。ヤバいこんなので、破傷風になって死んだ奴の話を学校の先生が話していたっけ。 私も破傷風になるかも、と一瞬、そんな事が、頭をよぎ…

青い金魚   :少年少女文学  講談社

奈良県のヤマト郡山市は、金魚養殖のメッカだった。戦争になって少年のお父さんは中国へ旅立ったが、ソ連の侵入で、ソ連の捕虜になり、シベリアの捕虜抑留所に入れられてしまう。 厳しい寒さ、乏しい食事、激しい労働を強いられて、数年間で、多くの人が亡く…

五輪の書  宮本武蔵  原作  寛永  18年

行くところ敵なしの武蔵は日本の頂点コジローと闘い、彼に勝利し、熊本城に出向き、隠居をすることにしたのだった。 巌の中に閉じ籠り、この書をかいたといわれている。 もうすでに、数年後には彼の死が待っていることさえ、悟っていたのかもしれない。 人が…