スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

涼しい脳味噌  養老孟司

この本のことがXに書いてあったので、早速に買って読んだ。ところが、この本は30年前ぐらいに書かれた本であった!あ、また騙されたのか!ヤダヤダいつもそうだった。養老は今や90才になんなんとである。本人は、本の中で、還暦が何とやらと言っている。しかしお金で買った本であるから、読むまでだ。

自分が購入したんは「続 涼しい脳味噌」でした。

つくづく、養老に騙された.敵は老獪な学者だ、厄介なやつに引っかかったなと、不平不満をぶつぶつ言っていた。ただ全ページが短いエッセー風なのには助かった。ダラダラ長いものには我慢ができない気短な自分にとってはそれでもラッキーで安心した。

しかしまあ、好きな項目だけを読んでいると、やはり彼には広く深い知識の層を持つ強みがあった。

幸運はもう一つ、色々な心理学系の本が紹介されていたことだ。多分聞いたことのある本の名前である。

「妻を帽子と間違えた男」とか、不思議な題名だ.なぜ脳で、このような間違いが起きるのか、

「なぜ記憶は消えるのか」クローワンス著などの本が紹介してあった.記憶が消えるの本は、ボストン空港での待ち時間売店にあったハードカバーを買い一気に読んでしまったとある。これは認知症にも関係かるかもと、思うが.まだ読んでいないため、わっかりませーん。また、自閉症の兄を持つある著者が書いた本もある。チャエールズ. ハート著の「見えない病」である.この本はよくできた本だと養老が言っているのだ.自閉症においては、この本以前もなく、以後もないと言った本らしい。ファミリーの事、兄の実際の生活のことなど今までにない表現された本であると、養老は勧める。また騙されたと思って読むべかも。ただ、自閉症の本は、今はやめておく.遺伝的とは言われてはいるが、何がどう遺伝してんだか、まだ解明はされておらず、故に、この心理的障害を治すこともまだ未定らしい。自閉症というのは、かなりの難物らしく、考えてみても、規制されて平面的な現代社会の「右向け右」では理解も解決も追いつきません。これは良いこと、これは悪いことと、きちんとキレイに分けられた社会通念をなぜか寄せ付けない自閉症の彼ら。不要だったものが必要になり、悪が善になるといった風かね。

その他ではエイズについて書かれた本にも、養老は不自由していない。エイズについても、どこからどんなふうに広がっていったのかよーくわかる本があるらしい。エイズウイルスを発見したのはどこの国が先だったのかの争いがあったらしい。(エイズの社会的衝撃、そしてエイズは蔓延した、エイズ疑惑、)などがそれに当たる.(エイズとその隠喩) というのもあるらしい。

コロナ以前のことではあるが、エイズもウイルスなので、いいかなと。