スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

免疫革命 :安保徹 203年

なぜ、がんになるのか。がんにならないような生活とはどんなものか。抗ガン剤とはどんなものなのか。

またステロイドや、血圧降下剤、うつ病の薬、などの薬の副作用にも言及している。

 

安保は、人間が、手術などにより体を傷つけると、当たり前交感神経が優位にはたらく。

それで、働きすぎと同じような緊張が生まれてしまう。

癌の薬にしても、毒性の強いものが多く、素手で触れてはならないようなものもある。

それを体内に入れた患者は、えもいえぬ、苦痛と恐怖を感じるに違いない。

そして免疫力はどんどん低下してゆくのである。

 

まず、がんは働き過ぎ、頑張りすぎなどの常に交感神経が目覚めた状態が常態化したことから、起こってくる病気である。

そこに、手術によって、更に大きなショックが与えられて、癌がよりひどくなったり、容易に転移してしまったりの負の状態が生じやすい。

癌になった人は、今までの頑張っていた心身をひとまず、終了し、新しい生き方を探って新しい価値観を作って行かねばならないだろう。

治ったらまた頑張ろうとか言っているうちは、ダメなんじゃないだろうか。

 

たくさんの薬が、ぼぼどれも交感神経を刺激するものが多く、そうやって対処療法で誤魔化してゆく治療である。体の体力を奪い、血管を痛めて行く治療、手も足も冷たくて、血が通いにくい状態になる薬。これらのものを飲んでいる以上、人間の体はもともとそなわっていた良いものを失って行く。

つまり痛み止めを飲むと、一次的に治っても、血流がいかなくなっているだけなので、ほんとうはさらに悪くなるのである。

 

交感神経と副交感神経によって、血液の中のリンパ球、顆粒球、活性酸素の割合が変化してゆく。

顆粒球が増えると、活性酸素が多くできるので、健康的ではないのだ。

リンパ球はリラックスした状態で多くできるので、免疫が上がるが、多すぎると、逆に、アレルギーになりやすい。

 

こうしてゆくと、安保は、笑うことの中に多くの治療につながるエッセンスがある事に気づく。

笑いの精神の中には、色々な複雑なプリズムのようなものが感じられる。

微妙なさざ波のようなものが、心も体も洗ってゆくのだろう。

 

睡眠の歪みや、いろいろの歪みを、微調整してみてほしい。

睡眠導入剤などは、どれも交感神経を刺激してどんどん硬化させるだけのものである。

何故それをありがたがって飲むのか。ほとんど中毒であるからだ。

 

この薬は大丈夫、そんな言葉に騙されずに、個々にふんとうしていただきたい。

 

 

免疫革命

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