ソンジョウという鷹使いの男が陸奥国に住んでいた。ソンジョウは狩りをしたが、その日は獲物が一匹もなく、腹が減っていた。
帰りに赤沼という川を通った時に、オシドリを見つけた.狩人の彼は弓でオシドリをいたのである。矢はオスの方に命中して、それを、ソンジョウは家で料理して食べたのである。ところが、その夜、嫌な夢を見る。おしどりのメスが現れて悲しむのであった。あなたは私達のことを何も知らないのです。あなたは何と言うことをしてしまったのですか?私の夫が何か悪いことをしたのでしょうか、私たちはただ。2人で赤池で泳いでいた夫婦であったのに。そう言って、悲しそうに苦しそうに泣くのであった。
覚めた男は、その日、赤池へ走っていった。メスのおしどりの言葉が耳から離れない。そしてそこには驚いたことにちゃんと雌鶏が泳いでいたのである。
そして、メス取りは、じっと彼を見て、逃げる様子もなく、彼の方へとどんどん近寄ってくるのでした。そして急に止まって、自分のくちばしで、自分の体を刺して自害してしまったのでした。驚いたソンジョウはそれ以後、髪剃り、仏門へと帰依し、出家した。
この話は、たかががおしどりの話と思うかもしれないが、夫を殺されて1人になったメスのおしどりがこの男に復讐のようなことをすると言う話である。復讐と言うよりも、自分たちの愛がこの主人たちの愛が素晴らしくて素晴らしいと言うことを言うために現れたのであり、鳥といえどもそつはできないのだと言うことを言っているのでしょう。特におしどりは美しい鳥たちであり、人間の私たちもそのことを忘れないようにしなくてはならないと言う話だと思いました。

